【春キャベツ大量消費】仕込みは10分！鍋の中で重ねるだけの「巻かないロールキャベツ」に挑戦！
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東銀座にあるイタリアンのオーナーソムリエが作る「巻かないロールキャベツ」
27.1万人が登録するYouTubeチャンネル『Aosトラットリア』を運営しているのは、東京・東銀座にあるイタリアンレストラン「ラ・ボッテガイア」のオーナーソムリエ、青池隆明さん。
東銀座、イタリアン、ソムリエ…おしゃれな単語が並んでいますね（笑）。
『Aosトラットリア』では、青池さんが、高校の同級生である映像制作会社代表のヤスイさんと楽しくおしゃべりをしながら、旬の食材を使ったおいしいイタリアンレシピを紹介しています。
本日はその中から、ズボラなわたしでも作れそうな、旬の春キャベツを使った「巻かないロールキャベツ」を作ります。4人分で春キャベツ1/2個使うので、キャベツの大量消費レシピとしても使えそうです。
では、作ってみましょう
「巻かないロールキャベツ」の材料と作り方はこちら♪
【材料】4人分
春キャベツ 1/2個
白ワイン…50ml
野菜ブイヨン…300ml
トマト…1個
ローリエ…1枚
◆肉ダネ
合びき肉…300g
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1かけ
パン粉…30g
牛乳…大さじ3
卵…1個
ハーブミックス…適量 ※なんでもOK
ナツメグ…適量
パルミジャーノ・レッジャーノ…30g
塩…小さじ1
黒こしょう…適量
◆仕上げ（お好みで）
オリーブオイル…適量
黒こしょう…適量
今回、分量を半分にして作ります。ハーブミックスの代わりに自宅にあるハーブでOKとのことなので、今回はオレガノを使用。また、パルミジャーノの代わりに粉チーズを使います。
野菜ブイヨンは、顆粒の野菜ブイヨンを袋の表示に従ってお湯で溶いたもの。
春キャベツは、キャベツの芯を取り除き、1枚ずつ剥がして、3等分に切ります。取り除いた芯はみじん切りにして肉ダネの中に入れます。
【作り方】
1.皮を剥いた玉ねぎとにんにく、キャベツの芯をみじん切りにします。
フードプロセッサー、チョッパーなどを使うと便利。
あっという間です（笑）。
2.ボウルに1と合いびき肉、パン粉、牛乳、卵、チーズ、ハーブミックス、ナツメグ、塩、黒こしょうを入れ、粘り気が出るまでよく混ぜます。
3.鍋にキャベツを1/3敷いて、その上に肉ダネを1/2敷き詰めます。
これをもう一度繰り返し、最後に残りのキャベツで覆います。
キャベツが丸ごと1個、鍋に入っているように見えないこともないですね（笑）。
4.3に白ワイン、ブイヨン、ローリエ、1cm角にカットしたトマトを入れます。
中火にかけ、沸騰したらフタをし、弱火で30分ほど煮込みます。
5.4を器に盛り付け、お好みでオリーブオイルと黒こしょうをかけて出来上がり。今回は、黒こしょうだけかけました。
分量を半分にして作りましたが、けっこうなボリューム！パーティー料理にしてもよさそうです。
調理時間は40分。このうち30分が煮込む時間なので、10分あれば準備出来ます。難しい工程もなく、とっても簡単です。
では、いただきます！
やさしい味。弱火でじっくり煮込んだので、春キャベツの甘みがしっかり引き出されています。春ならではの甘みですね。
肉ダネはパン粉や牛乳、みじん切りにした玉ねぎ、キャベツの芯などが入っているので、ふっくらしてやわらかい仕上がりに。ただ、ちょっと牛肉の香りが強いので、もう少しナツメグを入れればよかったなと思います。
カットした生のトマトを入れているので、スープはコクがありつつもさっぱりしています。見た目と違って、肉ダネはふんわり軽いので、お腹にもたれることなく、キャベツとともにたっぷり食べられますよ。
YouTubeチャンネル『Aosトラットリア』の「巻かないロールキャベツ」は、春キャベツの甘みを存分に楽しめる、見た目も華やかなレシピでした。通常のロールキャベツと比べたら、キャベツを事前に茹でたり、茹でたキャベツで肉ダネを巻いたりする手間が省け、1/3くらいの労力で作れるところが、なにより魅力的です。作ってみてはいかがでしょう。
