【金沢競馬】禁止薬物陽性馬を確認…「深くお詫び申し上げます」

写真拡大

 4月12日金沢競馬は、(公財)競走馬理化学研究所より4月3日の金沢競馬に出走した競走馬から禁止薬物陽性を確認したとの連絡があり、所轄の金沢東警察署に届出を行ったことを発表した。

 今回陽性反応が出たのは、4月3日の金沢7Rで1着となったサムワンライクユー(牡4・金田一昌厩舎)。精神安定に使用され、主に興奮を抑制するために用いられるエチゾラムという薬物が確認された。

金沢競馬でレース中に照明消える…前代未聞のアクシデントで9R以降の開催取り止め

金田一昌厩舎は出走不可

 なお、12日付けでサムワンライクユーを失格とし、同第7競走の着順は変更されるが、これに伴う払戻しの変更はなく、金田一昌厩舎に在厩している馬については、禁止薬物の陰性が確認できるまでは、公正保持のため出走することはできないとのこと。

 金沢競馬は公式サイトで、「今後、関係機関と連携して発生原因を調査するとともに、再発防止に向けて万全を尽くし、競馬の公正確保に努めてまいります。お客様並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。」とコメントした。