ライドシェアって何!?広島はどうなる?
河野規制改革担当大臣「まずはものは試し、多くの方に1度体験していただきたいと思う。そしてその中で変えなければいけないところはどんどん変えていきたいと思っている」
アメリカなど海外でよく利用されているライドシェア。一般の人が自家用車を使って有料で乗客を送迎するサービスです。
日本版のライドシェアは国の許可を受けたタクシー会社が管理し、8日に東京の一部地域、時間帯で始まりました。
広島県内には5月に導入される予定です。
「副業とかって意味では時間を有効に使えるからいいが、友だちや家族を乗せるのとは違って責任が伴うので自分がやるのはこわい」
「事前にドライバーの情報や顔写真が見られたら乗れるが、こわい人だったらイヤだなと思う」
ライドシェアは利用者がタクシーなどの配車アプリで管理する会社に配車依頼をして会社からドライバーに連絡がいくというものです。
乗車前に行先によって運賃が決まり支払いはキャッシュレスです。
しかし心配されるのは「安全性の確保」です。
ライドシェアドライバーにはタクシーを運転するのに必要な2種免許は必要ありませんが、タクシー会社が面接を行い事前に研修もあります。
広島県内のタクシー会社はライドシェアの導入を前向きに捉えます。
つばめ交通 山内翔太マネージャー「お客さまの移動する手段の1つの中にタクシーもあればライドシェアもある。世の中の人たちが便利に移動できるようになる世界の一歩」
こちらの会社には約180人のタクシードライバーが在籍していますが、需要と供給のバランスがとりづらい時間帯もあるそうです。
さらにG7サミットなどで世界から注目され、増える観光客の取り込みにも力を入れます。
つばめ交通 山内翔太マネージャー「外国語が堪能でかつ日本語もスムーズにコミュニケーションとれる方を中心に仕事ができたら」
このライドシェアが広島の交通を大きくかえるかもしれません。