若森明日香記者「きれいな桜ももちろん素敵ですが、おもわずスキップしたくなるような足元の桜の光景いかがでしょうか~」

レッドカーペットならぬピンクに染まった「桜の絨毯」。

広島県三次市の尾関山公園にはソメイヨシノなど約500本の桜が植えられています。

頭の上の桜と足元の桜に挟まれながらお花見を楽しむ人も・・・

「こんなに絨毯みたいになっているところを踏みしめて歩くのは初めてだったのでとても新鮮な感じでした」

「雪がうっすら積もったような感じで、これまた満開の時とはちょっと違った風情があっていいですね」

「足元のこの桜の絨毯がとっても素敵でいつも上ばかり見るんですけど、今回下も見てみて泳ぎたいぐらいです桜の中で」

ウェザーニューズによりますと尾関山公園は県内で最も早く2日に桜が満開となりました。

県南部では広い範囲で満開が続くなか、北部ではすでに散り始めているという、南北の桜前線の「逆転現象」がみられています。

広島市植物公園技師 久保晴盛さん「(今年の桜の傾向は?)本来であれば南部の方が平均気温や最高気温が高いため早く咲いて北部に咲き進んでいくが、今年に関しては北部と南部、広島市と三次市がほぼ同じ時期に咲いて満開になった。最近は広島市内よりも三次や加計の方が最高気温が高い日もあったため一気に咲いて一気に散った」