米共和党の議員がガザ地区を「広島長崎のようにすべき」などと発言した問題について、元広島市長らが撤回を求めました。

米国メディアなどによりますと3月25日、共和党のウォルバーグ下院議員が演説でパレスチナ自治区ガザの戦闘について「長崎や広島のようにすべきだ。早く終わらせる」などと発言したということです。

元広島市長の秋葉忠利さんら3人は、発言が不適切であったと批判したうえで、撤回などを求める要請文を送ると発表しました。

県原水禁 秋葉忠利代表委員「広島長崎の被爆者、被爆者の苦しみ、さらに核廃絶への強い意志と平和へのコミットメントを理解してほしい」

ウォルバーグ議員は自身のSNSで「米軍を危険にさらさずイスラエルが迅速に勝利する必要性を伝えるための比喩だった」と釈明しています。