東広島市で高濃度の有機フッ素化合物が検出された問題で、新たな調査が始まりました。

寺田記者

「汚染範囲の特定へ、県と市が合同で調査をしています。」

広島県と東広島市の職員が調査をしたのは、黒瀬川の支流となる2つの川や池です。

瀬野川水系や、アメリカ軍川上弾薬庫近くの地下水では、人体への影響が指摘されている有機フッ素化合物が、最大で国の暫定指針値の約300倍検出されていました。

高濃度で検出された地区が、黒瀬川水系にも接しているため、汚染範囲を確認するため調査を広げたということです。

今後、井戸水についても対象地域を広げて調査をしていくということです。