旧陸軍被服支廠の保全にむけ「たる募金」開始 広島市の市民団体
被爆建物を保全するためのたる募金が始まりました。
たる募金を始めたのは、広島市南区にある被爆建物、旧陸軍被服支廠の保全を願う被爆者らの市民団体です。
2年前から募金を募り、約250万円集まりましたが、より多くの人に参加してほしいと初めて街頭での募金活動を行いました。
募金した人
「祖母は被服支廠で被爆しました。有効活用できればいいと思う。」
旧被服支廠の保全を願う懇談会 菊楽忍 幹事
「重要文化財になったことでどう使っていくか、これからがスタートカープへのあつい支えを被服支廠にもいただきたい。」
今後は旧被服支廠がある南区などでたる募金を募り、保全や整備を担う機関に全額寄付するということです。