2月27日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、元アナウンサーでエッセイストの小島慶子が子育ての一区切りを迎え変化する夫婦関係について語り、涙する場面があった。

パートナーの小島は、2014年より日本で仕事をしながら、夫と息子2人の住むオーストラリアに行き来しながら暮らしていたことを明かし、今年次男も大学生となり親元を離れたことで夫婦の関係を改めて考えたという。「もともと『下の子が大学に入ったら離婚することを前提に暮らそう』と夫に話していたのですけど、いざ、その時を迎えてみると、『離婚しても親友になりたい。近所に住みたいな』と思って、それなら別に離婚しなくていいのかなって思った」。と考えの変化があったと述べた。理由について「10年間日本とオーストラリアで離ればなれで、コロナもあって、子育てもあって、いろいろ乗り越えたね、という記憶を共有する人と離れ離れになるのは寂しいと思った。夫に『また昔みたいに転がり込んで同棲したころみたいに二人暮しもありかな』って伝えたら凄い喜んでいて。それを見たらちょっと……」と涙ぐんだ。

パーソナリティの大竹まことは、「ほんのりしたいい話だね。爺さんと婆さんになってきたんじゃない?これから茶でもすすりながら、さ」としみじみ述べると小島は、「若いカップルは新しい体験を一緒にするのが面白いけど、四半世紀一緒に居ると、共有しているものがたくさんあって、自分が忘れていても相手が覚えていたり……記憶も共有できる。夫婦って面白い関係だなって思った」とかみしめる様に語った。