2月14日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「長く愛されるためには?」というテーマでお届けした。ロングセラー商品がヒットを続ける一方で、販売終了となってしまう商品も多い。長く愛される商品、コンテンツとなるためには何が大切なのかを考えた。

西川あやの「販売終了して悲しかったもの、何かあります?」

永井玲衣「『ピンキー』。ピンキーちょうだい、ピンキーちょうだい(のCMで有名)。一時期、ギャルはみんなピンキー食べる、みたいな(ときがあった)。ギャルじゃないけど食べていました」

石戸諭「そういうお菓子系、僕はほとんど通っていないんだと思う。禁じられてはいないけど。お小遣いで買わなかった、という感じかな」

西川「雑誌とかもよくありません? 休刊とか」

石戸「雑誌は多いですよ。『週刊現代』『月刊現代』『月刊プレイボーイ』……」

西川「一方でロングセラー商品もあって、たとえば『カルピス』。1919年に発売されています。ビックリしたんですけど、時代に合わせて味は微妙に変わっているんですって。製法は発売からおよそ100年間、ほぼ変えていない。すごいですよね。あと『きのこの山』『たけのこの里』、前者が1975年、後者は1979年発売。もともとのきっかけが、円錐型のチョコレート『アポロ』の製造設備を有効活用して別のものをつくれないか、というところから始まったそうです」

石戸「確かに円錐型だ」

西川「きのこ・たけのこの争いが時々起こって、ずっと売れている商品ということなんです」

石戸「ロングセラーだとあと何があるかな。自分が好きなのだとインスタント麺の『サッポロ一番』、サポイチか。『チキンラーメン』『サッポロ一番』……この辺りは永遠に残ってほしい」

西川「あと『チョコボール』も一時期、人気が低迷したらしいんですけどV字回復したそうで。1956年の発売で60年以上の歴史がある、ただ似たようなお菓子もたくさんあるじゃないですか。2010年ごろから低迷したけど、そのとき『大人に贅沢チョコボール』や大玉のチョコボールなどを出して、大人も子供も楽しめるようにした。すごいですよ、(資料の)グラフを見ると、まさに『V』!」

石戸「(グラフを見て)しかも何回か低迷しているんだ。チョコボールはさすがに食べていました。銀(や金)のエンゼルでもらえる、おもちゃのカンヅメ。あれ何が入っているか、いまだにわかんない」

西川「私、もらったことありますよ」

石戸「えっ、何が入っていたの!?」

西川「言えませんよ~(笑)。公共の電波でおもちゃのカンヅメの中身なんて!」