元県議の控訴は棄却されました。

元県議の佐藤一直被告(49)は、河井克行元法務大臣から妻・案里元議員を当選させるための報酬として現金30万円をうけとった罪に問われています。

一審の有罪判決をうけ「買収の意図を認識しながら現金を受け取ったとした一審の判決は誤っている」などとして控訴していました。

広島高裁は「河井元大臣と面会することを伝えていた妻に対して金銭を受け取ったことを伝えなかったのは、買収の趣旨を認識していたことを裏付けている」などとして控訴を棄却しました。

弁護側は今後、上告をするかどうか検討するということです。