勝島王冠をサヨノネイチヤで勝利した西啓太騎手 (C)東京シティ競馬

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 12月7日、大井競馬場で行われた11R・勝島王冠(S2・3歳上・ダ1800m)は、西啓太騎乗の5番人気、サヨノネイチヤ(牡4・大井・坂井英光)がハナ差の接戦を制した。2着に1番人気のライトウォーリア(牡6・川崎・内田勝義)、3着にロードレガリス(牡8・船橋・岡林光浩)が入った。勝ちタイムは1:54.2(良)。

 2番人気で森泰斗騎乗、スワーヴアラミス(牡8・大井・荒山勝徳)は、5着敗退。

1着 サヨノネイチヤ
西啓太騎手
「乗ってる感覚では勝ったと思いました。早めのガッツポーズをしてしまい、確定まで時間がかかりヒヤヒヤしましたが、勝っていたのでほっとしています。気性的にヤンチャな部分があるなかで、このようないい成績を残してくれました。最初の頃から大きいところを取れるなという感覚はあったので、今日このような豪華なメンバーできっちり結果を残すことができたので、すごく嬉しく思います。最初の頃からコンタクトを取らせていただいていたので、この馬に乗るといい意味で落ち着きますし、いつもの感じが伝わってきました。戦績についてはそこまで意識はしていないです。この馬のリズムと、最後は外出せたらいいなと思っていました。周りの馬がというよりかは自分の馬を意識し騎乗していました。今日は応援ありがとうございます。これからもまだまだ活躍してくれる馬だと思いますので、人馬とも応援よろしくお願いいたします」

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坂井師「最高の結果」
勝島王冠・サヨノネイチヤと西啓太騎手 (C)東京シティ競馬

坂井英光調教師
「今日は格上挑戦であったし、南関東の錚々たるメンバーが揃っていたので自分としては、挑戦者であり、このメンバーでどれぐらいできるか力試しかなと思っていたのですが、最高の結果が出て本当に嬉しく思います。今日、西ジョッキーとも打合せして内はあんまり良くないのでうまく道中、外に出してあとは西ジョッキーの感覚、ずっと乗っているので僕も彼を信じているので上手に誘導してくれて本当に嬉しいの一言です。正直、テレビ見てて負けたと思って新聞投げちゃったんですけど、西ジョッキーが愛撫して「えっ!?」と思い、スローで見たら「これ、ちょっと分からないな」と思って結果出るまでドキドキしていました。(次走の予定は)全力でここに来たのでこの後はちょっと休養して、春、ブリリアントカップ辺りから重賞に挑戦して、帝王賞辺り挑戦したいなと思っています。これからもサヨノネイチヤと頑張りますので応援よろしくお願いします」

サヨノネイチヤ 12戦10勝
(牡4・大井・坂井英光)
父:ダノンレジェンド
母:オムスビ
母父:オレハマッテルゼ
馬主:吉岡泰治
生産者:木村牧場

【全着順】
1着 サヨノネイチヤ 西啓太
2着 ライトウォーリア 矢野貴之
3着 ロードレガリス 落合玄太
4着 デュードヴァン 御神本訓史
5着 スワーヴアラミス 森泰斗
6着 ランリョウオー 本橋孝太
7着 ギガキング 和田譲治
8着 カイル 室陽一朗
9着 デュープロセス 藤田凌
10着 コスモポポラリタ 桑村真明
11着 ミヤギザオウ 今野忠成
12着 エブリワンブラック 藤本現暉
13着 マンガン 山崎誠士
14着 リベイクフルシティ 笹川翼
15着 カジノフォンテン 澤田龍哉
出走取消 ジョエル 所蛍