探偵アニメを参考に製作した時限発火装置を使い、保険金目的で放火した罪に問われている男の裁判で、男は事件への関与を否定しました。

被告の男は懲役7年の判決が確定している兄と共謀し、保険金3600万円余りをだまし取ろうと探偵アニメを参考に製作した時限発火装置を使って親族が所有する住宅に放火した罪に問われています。

被告人質問で男が放火を指示したとされる兄との関係について問われると、「兄とは仲が悪く自分の指示を聞いてくれるような関係ではなかった」「そもそも放火の指示などはしていない」などと事件への関与を否定し、あらためて無罪を主張しました。

判決は11月21日に言い渡される予定です。