ミニLEDディスプレイを搭載した「12.9インチ版iPad Pro」の生産が2024年にも終了すると、台湾調査会社のTrend Forceが報じています。

↑やはりディスプレイが変わりそう

 

2021年モデルからミニLEDディスプレイを搭載している12.9インチのiPad Pro。細かなLEDを液晶ディスプレイのバックライトに使用することでコントラストが向上しています。

 

しかし、2024年に発売される次期iPad Proでは有機ELディスプレイの搭載がうわさされています。

 

Trend Forceによれば、Appleは2024年にミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチ版iPad Proの生産を終了するとのこと。これにより、ミニLEDを搭載したタブレットの出荷台数は前年比で約15.6%減少するとも予測しています。

 

ミニLEDディスプレイに関しては、以前にも製造コストの高さが指摘されていました。有機ELディスプレイに切り替われば、さらなるコントラスト比の向上や、消費電力の低減が可能になります。加えて、リフレッシュレートを大幅に下げることで、消費電力をさらに削減することも。

 

このようなことを考えると、ミニLEDを搭載した12.9インチ版iPad Proの生産終了は避けられないものとなりそうです。

 

Source: Trend Force via MacRumors