9月15日の大竹まことゴールデンラジオでは、朝日新聞の「「褒めたつもりで炎上、致命的」 岸田首相「女性ならでは」に失望」という記事を紹介し室井・大竹・青木がコメントした。

朝日新聞によると、岸田総理の発言に波紋が広がっている。女性閣僚を過去最多タイとなる5人投票した岸田総理が13日夜の記者会見で女性ならではの感性や共感力も十分発揮していただきながら仕事をしていただくことを期待し しました。 ジェンダー平等に対する意識の欠如を指摘する意見があります。 社会学者のみなした桐生さんは男性には、男性ならでは、と言わないのに女性だと属性が先立つ実力を評価したのではなく女性として下駄を履かせたといっているに等しいと批判しております。

室井「すごいこれ、反対意見多いのかもしれないけど、なんかバカみたいと思っちゃって。「女性ならではの感性や共感力も十分発揮して」って言ったことが、どうしてこんな問題なるの?ジェンダー差別っていうのはいけないけど、ジェンダー差はあるでしょ。男の人と女の人はやっぱり違う良さ、違うものを持ってんじゃんって思うよ。これをすごい大問題としてとらえていることがやっぱり私はすごくおかしいと思うし、今回の閣僚人事とか何人女性が入ったとか、ああいうのって超古いなっていうふうに思う。取り上げ方もだし、ジェンダー差別ジェンダー差別っていうけど、本当の根っこの部分。ジェンダー差別はいけないよ。例えば男と女で同じ点数取っているのに男性だけ学校に合格する。もちろん反対も行けない。同じ仕事してるのに片方だけ給料高い。それも反対も行けない。でもジェンダー差はあるでしょって。そこをリベラルって言われてる人達がごまかしすぎだと思うし、おかしいところに喧嘩の方向持っていきがちだと思う。1個を取り上げるって事は1個切り捨てるって事なんだよ。 岸田政権の岸田さんの問題って他にもいっぱいあるじゃん。私はこういうことをやってる限りまだまだ勝つのは難しいだろうねって思う」

大竹「なるほどそういう意見もありますね。 ただ一言、反論ではないけど、「女性ならでは」という言葉の反対側の「男性ならでは」っていう言葉はこの世にはないですよね。そこを多分取り上げたんじゃないのかなと僕は思うんだけど、違いますか?」

室井「男性ならでは?男のくせにみたいな?」

青木「室井さんの意見もなるほどと思う部分があるんですよね。だから、本当は「女性には女性の共感力とか感性」とか言わないで、「女性の視点。あるいは、女性の問題意識で政治の仕事に取り組んでほしい」というような言い方だったら、またちょっと違うと思うんですよね。つまり女性の今の問題意識っていうのは、なぜこんなに女性が少ないんだろうかあるいは、精査だけじゃなくて性被害の問題だったりとかねっていう問題もある それでいうと、本当の意味での男女平等という意味ならやっぱり政界に女性が少なすぎるっていうのは一つ問題」