突然だが、1枚の写真をご覧いただきたい。

皆さんの目には、「犬」が見えるだろうか?

これは2023年8月21日、X(ツイッター)ユーザーの高瀬花園(@takase_farm)さんが投稿した写真だ。

片側1車線の道路とその横には木々が生い茂る森。さあ、どこかに犬はいただろうか。

え、見つけた? 森の入り口あたりに黒いやつがいる? ではここで、高瀬花園さんが写真と共に投稿したつぶやきをご覧いただこう。

一般的に土嚢が犬に見える症状は毎日の犬不足、もしくは極度の疲労時に起こると言われております。

家族にも確認して...

森の入り口には犬がいたのではなく、ただ黒い土のうが積んであるだけだった。犬を見つけていた皆さん、お疲れではないですか? あるいは、最近犬に会えていない?

X上にはそんな人が多くいて、こんな声が寄せられている。

「黒い犬がスフィンクス座りしてるように見えました。かなり疲れてるのかも」
「とっても利口そうな犬にしか見えない。命に関わる致命的な犬不足かもしれない!!」
「犬にしか見えないいや、犬だろ!深刻な犬不足」

5日、Jタウンネット記者の取材に応じた高瀬花園さんによると、犬っぽい土のうは2023年7月、福岡県の県道沿いで見つけたもの。よく通るが、車で通り過ぎる場所で一瞬しか目に入らないため、犬に見えると確信が持てるまで数日かかったそう。

「家族にも確認して『あの土のうは犬に見える』と共通の感覚を持って撮影しました」

土のうが犬に見えると確信した高瀬花園さんは「撮影して犬好きな方々にお知らせしなければ」と、思わずニヤニヤしてしまったという。

なお、撮影翌日にはこの土のうは撤去されていたとのことだ。