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8月31日放送の「プレバト!!」色鉛筆査定では、特待生2級の田中道子が名人級を目指して昇格試験に挑戦!過去最高レベルに難しいお題だったが持ち前の根性を発揮し、査定を行う色鉛筆アーティスト・三上詩絵先生も「ここまで描けるのか!と思いました」と脱帽の作品を描き上げた。果たして査定結果は?

■尾上右近、先生のテクニックを貪欲に吸収!

色鉛筆の才能ランキングに登場したのは、尾上右近、金ちゃん(鬼越トマホーク)、久慈暁子(元フジテレビアナウンサー)、ハシヤスメ・アツコの4名。そのうちただ一人"才能アリ"をゲットしたのは、役者と唄い手をこなす歌舞伎界初の二刀流・尾上右近だった。

いけばなや色鉛筆、水彩画で才能アリ経験のある右近へのお題は、野球の「グローブ」。革の質感や結び目、縫い目など細部にまで正確な描写が求められる難題だ。右近はお題に開口一番「うわ、難しそう」とおののいたが、すぐに「でもいける気がします」と切り替え、取り掛かった。

★才能アリ1位!尾上右近の作品「グローブ」 27点★


「なめした革のヌルッとした感じ、手のひらの奥のボールを受け取る部分の奥行き感をどう出していくかを考えながら...。あらためて、絵って楽しい」

仕上がった作品の完成度に、三上先生も「形がきれい」と好印象。メッシュの部分や革ひもの結び目など細部まで丁寧に陰影をつけたことが高く評価され、採点は色選び8点、明暗9点、デッサン力10点の合計27点となった。

ただ、先生からは「白のこしが目立ってしまいましたね」との指摘も...。お手本を描く先生の手元を見ながら「そんなに色を重ねるの?」「なるほど、濃淡で!」とテクニックをたっぷり吸収した様子。「課題があるっていうのが嬉しいですね。描きたいな、絵って楽しいなって思いますもん」とあふれる向上心を見せ、あまりの前向きさにMC・浜田雅功も「なんか腹立つ(笑)」と苦笑いだった。

■水彩画で名人10段の田中道子、色鉛筆でも驚異の才能発揮!

水彩画で最高ランク・名人10段に一番乗りした田中道子は、色鉛筆でもノンストップで昇格し続け、現在は特待生2級。「ひとまず名人の舞台に上がりたい」と気合十分で昇格試験に臨んだ。

名人ランクを目指す田中に用意されたお題はこれまでのお題の中でもトップクラスに難しい「レースのハンカチ」。あまりの難題に「うっわ!サイテー!ヒドイ!」「キレそう、すでに。ヤバいんだけど」「無理かも私これ...」と半泣きになりながら、名人ランクを目指して真剣に向き合った。

★3ランク昇格!特待生2級→名人2段 田中道子の作品「レースのハンカチ」★

「ちゃんと影を意識しなきゃいけない、刺しゅうの影も意識しなきゃいけないっていうことと、とにかく(ハンカチの)色が薄いんで...。(ポイントは)立体感を出すために、あえてハンカチをクシャッとさせて、ちゃんと陰影が出るようにしました」

さすがは合格率9.9%の超難関・一級建築士の試験にも合格した根性の持ち主。涙を浮かべ、何度もあきらめかけながら、しっかりと作品を完成させる田中に、浜田も「文句言いながらもよく描いてるなぁ」と素直に関心した様子。仕上がった作品の完成度の高さに、三上先生も「素晴らしい、美しい!生地の柔らかさと上に載ってるレースの薄い柔らかさも出ていて、『ここまで描けるのか!』と思いました」と感心しきりで、なんと3ランクも一気にランクアップ。スタジオでも、尾上右近らが「キレイ!」と目を見張った。

嬉しい査定結果に「キャーー!!」と喜びを爆発させた田中。「途中で投げ出したくなるお題だったと思います」とねぎらった三上先生に「わかってくれる⁉」と感激し、三上先生から「どこをとっても素晴らしい。感動しちゃいました」と絶賛されると「良かったー!ありがとうございます!」と最後は笑顔で締めくくった。


8月31日放送回はTVerでチェック※9月7日(木)18時59分まで
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!
才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けする新しいカルチャースクール番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。