世界陸上・混合マイルリレーに出場したアリカ・シュミット【写真:ロイター】

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ブダペスト世界陸上

 ブダペスト世界陸上は19日(日本時間20日)、混合マイルリレー決勝で「世界一セクシーなアスリート」とも評されるアリカ・シュミット(ドイツ)が2走を務め、7位入賞に貢献した。インスタグラムのフォロワーは427万人を超え、モデルも務める陸上界のインフルエンサー選手。レース後はSNSの影響について問われ、「ドイツでは陸上選手はそれほど稼げない。物凄く助けになる」と明かした。

 予選は組4着ながらタイムで拾われ、決勝に進出したドイツ。シュミットは予選に続いて2走を務め、7番手でバトンをつないだ。チームは7位入賞となった。

 モデルもこなす端麗な容姿から「世界一セクシーなアスリート」と評される24歳。レース後の取材では、インスタグラムのフォロワーが427万人を数えるSNSの影響について問われ、「物凄く助けになることはあると思う。特にスポンサーを得ることについては」と吐露した。

「ドイツでは陸上選手は多くの収入が得られるわけではない。(ソーシャルメディアが)収入につながり、そのおかげでアスリートとしてのキャリアに集中できることにとても感謝している」

 決して陸上が盛んな国ではないドイツ。そんな中でSNSの発信が知名度向上につながり、スポンサー獲得になっているという。半面、SNSでネガティブな反応があることも事実。しかし、「もちろんある。でも私はそれほど見ないようにしているわ」とアンチの意見に対策していることを明かした。

(THE ANSWER編集部)