距離延長がプラスに出そうなクランシリーニー(今年5月撮影、ユーザー提供:ショコラIIさん)

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 日曜札幌7Rの3歳上1勝クラス(芝1500m)はクランシリーニー(牝4、栗東・新谷功一厩舎)の一変がある。

 昇級後は1200m以下を使われて4着が最高だが、新潟直千の内枠だったり、出遅れだったり、結果的に全力を出し切れる態勢になかった。それでも大負けしていないあたり、現級通用の力はあるとみていいだろう。

 リフレッシュ放牧を挟んだ今回は、坂路で好時計を連発。7月26日には4F52.8-1F11.8、今月2日には4F51.8-1F12.0をマークして、絶好調をアピールしている。父アメリカンペイトリオット×母の父ステイゴールド、そして近親にはジャングルポケットがいる血統構成からみて、1500mへの距離延長もプラス。好材料満載の今回は好勝負になるはずだ。