関屋記念に出走予定のディヴィーナ(c)netkeiba.com

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 今週の日曜日は、新潟競馬場で関屋記念(GIII・芝1600m)が行われます。

 過去10年では、マイル戦からの臨戦馬が6勝2着7回3着6回と好走しています。ただし出走頭数も多く、慎重に取捨選択する必要もありそうです。

 一方、近年の狙い目は、過去4年連続で馬券になっている前走1800m戦からの距離短縮馬でしょう。昨年は12人気のシュリが2着に激走しています。とくにおなじ左回り戦組がおもしろそうです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走中京記念で4角3番手以下かつ3着以内
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:ディヴィーナ

 中京記念組は、過去10年で10頭が馬券になっていて重視せざるをえない。ただし、そこで1~3着と好走していた馬に限れば[0-1-0-13]と苦戦傾向。レース間隔が詰まっているため、反動も生じやすいのだろう。とくに、4角3番手以下だった馬は割り引いてみたい。
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。

 上位人気が予想されるディヴィーナが消去データに該当しました。

 前々走のGI・ヴィクトリアマイルで4着と善戦し、前走の中京記念では2着と、今回とおなじ左回りのマイル重賞で連続好走を果たしています。けれど実は、レース間隔中2週となる中京記念連対で黄信号が灯ります。

 もちろん陣営も万全の状態で出走させるべく調教に工夫をこらしていますが、はたして前走と同等以上のパフォーマンスを発揮することはできるのでしょうか。昨年13着と凡走していることもあり、人気ならば少し疑ってみたいところです。

 重賞レースの参考として、是非お役立てください。