オープン初勝利を目指すストーリア(今年4月撮影、ユーザー提供:Hoaka Pさん)

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 新潟11Rの関越ステークス(3歳上・オープン・芝1800m)はストーリア(牝4、栗東・杉山晴紀厩舎)を狙う。

 ここ2走は福島牝馬Sが5着(1番人気)、マーメイドSが7着(2番人気)と期待を裏切っている。ただ、敗因は明白。福島牝馬Sは結果的に早めの進出がアダとなったので、勝ち馬から0秒3差なら負けて強し。前走も典型的な先行決着の中、勝ちに動いた分、苦しくなった感じ。何より4角で狭くなる不利があったので、参考外としていい。

 過去の好走時を振り返ると、馬券圏内の8戦はすべて後傾ラップ=スローペースだから、前半の流れがカギとなる馬。その点、今回はペースが落ち着きやすい新潟芝1800mが舞台、しかも明確な逃げ馬が見当たらないメンバー構成だから、この馬に願ったり叶ったりの展開となるはず。実際、このコースでは昨夏に2勝クラスを快勝した実績もある。ここ2走の凡走には目をつぶり、思い切って軸に据えたい。