前走のエプソムCは消化不良の8着だったヤマニンサンパ(ユーザー提供:淳。さん)

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 新潟は芝ダートともに良。芝はパンパンの良で、夏の開幕週らしい高速決着となる。外回りは脚質を問わず、速い上がりを使える馬を狙いたい。一方、内回りの1400mは機動力があって、先団~中団から渋太く脚を使える馬がいい。ダートはパサパサ。とりあえず逃げ先行有利と考えたい。

 札幌も芝ダートともに良となる。先週の芝は超高速決着だったが、決して差せない馬場ではなかった。ペースが落ち着きやすい少頭数のレースでは逃げ馬の粘り込みが目立つが、多頭数なら差し馬も五分に戦える。ダートは逃げ先行ベター。待機組もノーチャンスではないが、勝負所までに先団に取り付かないと厳しい。

【注目馬】
新潟11R・ヤマニンサンパ…ここ2戦はいずれも直線でスムーズさを欠いた。とりわけ11カ月ぶりの前走はまともなら上位争いになったのでは…と思わせるゴール前の伸びだった。ディープインパクト産駒らしい決め手の持ち主。新潟外回りで期待したい。

札幌11R・ディナースタ…ここは多頭数の一戦だが、明確な逃げ馬不在。ならば、内寄り2番枠の本馬がスッとハナに行く手か。札幌芝は2戦2勝と得意。3角からのロングスパート勝負に持ち込めれば、十分に押し切れていい。