最高価格となったストライクルートの2022(c)netkeiba.com

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 26日、北海道新ひだか町の北海道市場で「セレクションセール」2日目が行われた。当日に2頭の欠場があり、この日は146頭が上場。うち132頭(牡93頭、牝39頭)が売却され、29億5141万円(税込み)を売り上げた。

 売却率90.4%は前年2日目の90.3%を0.1Pt上回り、同3億9941万円。2日間通しての総売り上げは62億1137万円となり、過去最高だった昨年を8億7307万円上回った。最高価格は上場番号224番「ストライクルート2022」(牡、父エピファネイア)の6600万円。2020年フィリーズレビューに勝ったエーポス、21年朱鷺ステークスに勝ったカイザーミノルの半弟にあたる血統馬で、カイザーミノルの馬主でもある吉岡實氏によって落札された。

 セール終了後、北海道市場の古川組合長は「2日間を通して90%を超える売却率となったことは嬉しい限り。中央、地方競馬ともに馬券の売り上げが好調に推移しており、それが賞金諸手当などに反映されていることが購買意欲につながっていると思う。それに加えて、販売申込者側にも市場を利用したいと願う者が増えたことの相乗効果だと思う。感謝している」と市場を総括した。