37年前の“悪夢”が脳裏をよぎるバレンシア カバーニや若き有望株を積極補強も……
![セビージャに0-2で敗れたバレンシア photo/Getty Images](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/2/e2be3_1638_63f51b22_d587879f-m.jpg)
バレンシアは16日、リーガ・エスパニョーラ第29節でセビージャと対戦した。
今季ここまで思うように勝ち点を積み上げることができず、現在18位と、降格圏内を彷徨うバレンシア。ホームでの戦いではあったが、このセビージャ戦でも苦戦を強いられる。前半をスコアレスで折り返したが、後半に入ると、55分にCKの流れから失点。さらに75分には、相手の華麗なパスワークから追加点を許した。
その後、反撃に出たいバレンシアだったが、84分にイライクス・モリバが退場。10人での戦いを余儀なくされ、0-2のまま試合終了のホイッスルを迎えている。2連敗を喫するとともにここ4試合白星がなく、なかなか浮上のキッカケを掴むことができていない。
しかし、こういった積極補強も実らず、第29節終了時点で7勝6分16敗の勝ち点「27」。データサイト『opta』によると、29試合を消化して勝ち点「24」しか積み上げることのできなかった1985-86シーズン(5勝9分15敗)以降では、同シーズンに次いで今季が最小だという。なお、1985-86シーズンは16位でフィニッシュし、クラブ史上初となる降格の憂き目にあっている。
37年前の“悪夢”が脳裏をよぎるバレンシア。リーグ戦は残すところ9試合となったが、降格を回避することができるのか。なお、降格圏外にいる17位アルメリアとは勝ち点差「3」となっている。