野村不動産マスターファンド投資法人<3462.T>やGLP投資法人<3281.T>などREIT(不動産投資信託)が総じてしっかり。東証REIT指数は5日ぶりに反発している。日銀の植田和男新総裁が10日夜の就任会見で、現行の金融緩和策に関し、継続が適当との認識を示した。市場では、植田新総裁がREITの買い入れ策について早期に打ち切ることは見込みにくいとの受け止めがあり、押し目買いを誘う要因となったようだ。

 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人<3471.T>も堅調。インバウンド需要の回復に対する期待感が広がるなか、ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985.T>などホテル系REITの上げも目立つ。

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出所:MINKABU PRESS