トゥールーズ戦で全3ゴールに絡んだ伊東。(C)Getty Images

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 躍動した日本代表アタッカーに賛辞が寄せられている。

 2月26日に開催されたリーグ・アンの第25節で、伊東純也が牽引するスタッド・ドゥ・ランスが、オナイウ阿道の所属するトゥールーズとホームで対戦。3―0で快勝を飾った。

 この全3ゴールに絡んだのが伊東だ。まずは開始4分、スピードを生かしてDFを抜き去ると、GKとの1対1を制して冷静にネットを揺らす。

 約4か月ぶりの今シーズン5点目で波に乗った快足ウイングはその3分後、ドリブルで中央に持ち込み、右サイドに開いたマーシャル・ムネチへパス。ジンバブエ代表MFが叩き込んだ追加点をアシストする。

 さらに、後半に入って68分にも正確なCKでユニス・アブデルハミドのヘッド弾をアシスト。1ゴール・2アシストと圧巻のパフォーマンスを披露した。
 
 得点以外にも次々にチャンスを創り出した29歳を、フランスのメディアも激賞。『Le Figaro』紙は「イトウはオーギュスト・ドローヌ・スタジアムを魅了した」と綴り、こう称えている。

「日本人は落ち着いて先制点を挙げ、ムネチからの止められないショットのパサーに変わり、コーナーからアブデルハミドの頭にボールを落とした。ミリ単位のパスとゲームビジョン。今シーズンそうであるように、相手ディフェンスには悪夢のような存在だった」

 また、『Madein FOOT』も「イトウは一流だ」と賞賛。「右足でゴールを決めたこの日本人ストライカーは、トゥールーズのゴールキーパーを欺き、チームにアドバンテージを与えた」とゴールシーンを振り返り、「彼は技術的な正確さで違いを生み出した」と絶賛している。

 これでS・ランスは17戦無敗。その中心にいるのは、間違いなくこの39番だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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