グラスホッパーMF川辺駿が今季リーグ戦8ゴール目を記録した。

 スイス1部リーグは4日に第19節を開催した。川辺、DF瀬古歩夢、MF原輝綺が所属するグラスホッパーはホームでバーゼルと対戦。今季ここまで17試合で先発出場を果たしている川辺は、この日もスタートからピッチに立つと、左のインサイドハーフで起用された。

 すると、スコアレスで迎えた後半アディショナルタイム4分に大仕事を成し遂げる。味方が自陣から前線へボールを入れると、飛び出してきた相手GKがクリアミス。そのボールが転がってきたところに川辺が走り込み、無人のゴールに蹴り入れた。

 ゴールまで距離はあったものの、精度の高いキックで丁寧にシュート。この劇的決勝弾でチームは3試合ぶりの白星を手にしてる。川辺は1月28日に行われた第18節・ルガーノ戦(△1-1)に続く得点。今季リーグ戦8ゴール目となった。