画像は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より
 - (C) Marvel Studios 2022

写真拡大

 先週末(11月11日〜11月13日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、大ヒットマーベル映画の続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が興行収入1億8,133万9,761ドル(約262億円)で初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル145円計算)

 前作『ブラックパンサー』(2億200万3,951ドル・約292億円)には届かなかったが、オープニング興収は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(1億8,742万998ドル・約271億円)に次ぐ、今年公開の作品で第2位と好成績だ。11月公開作品としては、2013年の『ハンガー・ゲーム2』(1億5,807万4,286ドル・約229億円)を破って新記録を樹立した。

 海外市場でもヨーロッパを筆頭に大ヒットスタートを切っており、全世界興収は早くも3億3,166万5,610ドル(約480億円)に到達。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『トップガン マーヴェリック』に続く10億ドル突破も狙える勢いとなっている。

 また、スティーヴン・スピルバーグ監督の自伝的映画『ザ・フェイブルマンズ(原題) / The Fabelmans』がロサンゼルスとニューヨークの4館で限定上映され、興収16万1,579ドル(約2,342万円)を記録。トップ10圏外だが、1館あたり4万ドルを稼ぎ出す大ヒットとなった。11月23日より全米で拡大公開される同作は、今年のトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞しており、オスカー大本命としても注目されている。(編集部・倉本拓弥)

11月11日〜11月13日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
2(1)『ブラックアダム』
3(3)『チケット・トゥ・パラダイス』
4(6)『ライル、ライル、クロコダイル(原題) / Lyle, Lyle, Crocodile』
5(4)『スマイル(原題) / Smile』
6(5)『プレイ・フォー・ザ・デビル(原題) / Prey for the Devil』
7(7)『イニシェリン島の精霊』
8(2)『ONE PIECE FILM RED』
9(8)『ティル(原題) / Till』
10(13)『タール(原題) / Tar』