人形浄瑠璃版「ONE PIECE」で、キグルミビズが制作したチョッパーが大活躍!

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KIGURUMI.BIZは、11月5(土)・6日(日)に熊本県立劇場にて上演された、第64回熊本県芸術文化祭スペシャルステージ ONE PIECE×人形浄瑠璃 清和文楽「超馴鹿船出冬桜(ちょっぱあ ふなでのふゆざくら)」にて、チョッパーの人形制作を担当した。

約170年前から続く「清和文楽」

清和文楽とは、熊本県清和村で約170年前から続く農村芸能で、熊本県無形重要文化財に指定されている。

今回上演された人形浄瑠璃 清和文楽「超馴鹿船出冬桜」は、熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏による人気漫画『ONE PIECE』と熊本県が連携した「ONE PIECE 熊本地震復興プロジェクト」の一環で行われたもの。

人形浄瑠璃の人形制作を担当したのは、人形浄瑠璃の名工・甘利洋一郎氏、淡路人形座の吉田史興氏 、3Dアーティストの寺田天志氏、プラモデラーの大上敦志氏、和紙デザイナーの佐藤友佳理氏と、KIGURUMI.BIZだ。

KIGURUMI.BIZは、同アニメのキャラクターの中でも、その愛らしさで親しまれるチョッパーの人形制作を担当した。同社は漫画やアニメなど2Dキャラクターを立体化した際の再現力に好評を得ており、今回の記念すべきステージへの参画となったそう。

制作したチョッパーが大活躍!

「超馴鹿船出冬桜」は、麦わらの一味とチョッパーとの出会いを描いた「ドラム王国(冬島)編」を基にした人形浄瑠璃。特別ゲストとして、アニメ『ONE PIECE』のルフィ役・田中真弓さんが浄瑠璃を語る太夫として出演。また、AKB48・チーム8 熊本県代表の倉野尾成美さんがチョッパーの台詞を担当した。

清和文楽人形芝居保存会のメンバーが人形たちを巧みに操り、チョッパーが変化する場面では会場が大いに盛り上がった。伝統と現代の技巧が交じり合う華やかな舞台芸術の世界に、たくさんの人が拍手をおくってくれたそう。

2022年夏より熊本市内に熊本支社を設置し、熊本県内外の文化・芸術活動に積極的に参画するKIGURUMI.BIZの活躍を、この機会にチェックしてみて。

ONE PIECE×人形浄瑠璃 清和文楽「超馴鹿船出冬桜」:https://op-kumamoto.com/seiwa
KIGURUMI.BIZ:http://www.kigurumi.biz/

(江崎貴子)