【プロ直伝】もっちり派もさっくり派も大満足! 「究極のバタートースト」の作り方
食楽web
毎朝、なんとなく食べている「バタートースト」。パン自体が美味しければ、普通に旨いトーストを味わえますが、「お店で出てくるようなバターがしみた絶品トーストが毎日食べれたら最高なのに……」と思うこと、ありませんか?
普段のトーストを納得のいかないまま食べている方に、ぜひ試していただきたいのが、フードクリエイターユニット「東京ソロごはん。」が教える「究極のバタートースト」の作り方です。
今回使った食材はこちら [食楽web]
今回はスーパーやコンビニで手に入る2種類の食パンを使い、普通のトースター(高級トースターなどではなく)で焼いて作りました。
「しっとりもっちり感を味わいたい時は『角食パン』、さっくり感を味わいたい時は『山型食パン』を選びましょう。薄切りを選べば、更にさっくり食感が楽しめますよ」(東京ソロごはん。)
ちょっとしたひと工夫で絶品の「バタートースト」が味わえるレシピ。自分好みの食パンを選んで、最高のトーストを味わってみてください。
角食パンでしっとり、もっちり! 「究極のバタートースト」の作り方
◎材料
・角食パン(4枚切り)……1枚
・発酵バター……15g~
・山型食パン(5枚切り)……1枚
・無塩バター……15g~
・塩(岩塩)……少々
◎作り方
1.角食パンの耳の内側に5mm~1cmの切り込みを入れ、縦、横3本ずつ格子状に切り込みを入れる
<point>格子状に切り込むとバターが奥まで染みこみます
2.バター10gを電子レンジ500Wで10秒~20秒かけて柔らかくする(又は常温出しておいて柔らかくする)
3.1の全面に霧吹きで水を吹きかける
<point>霧吹きするとふっくら、もっちり感がアップ!
4.バターを食パンの全面にまんべんなく塗る
5.トースター230度(1000w)で2分ほど予熱し、食パンの底部分を奥にして入れ、3分程こんがりと焼き色がつくまで焼く
<point>これにより表面はカリッ、中はふっくらな仕上がりに。食パンは下側が密度が高いので、温度上がりやすいトースターの奥に入れると均一に焼けます
6.焼き上げたトーストの裏面を浮かせるように、皿の縁にのせる。残りのバターをのせる
<point>バターは2度塗りがおすすめ。焼くことでコクが増し、表面がカリッと食感に。二度目のバターを溶かしながら味わえば、ジューシー感を楽しめます
焼きあがったパンの水分が皿にたまり、トーストがしなしなになるので、皿の縁にかけて熱がこもらないようにしましょう。
「食パン本来の味を楽しみたいなら無塩バターを。有塩バターでももちろん美味しいですが、深いコクと芳醇な香り、さわやかな味わいの発酵バターなら「バタートースト」の美味しさをさらに格上げしてくれますよ」(東京ソロごはん。)
お次は「山型食パン」を使ったレシピをご紹介。こちらの基本のポイントを抑えながら、さっくりとした「バタートースト」を作ってみましょう。
さっくり食感の「山型食パンバタートースト」レシピ
耳の内側に切り込みを入れるとサクッとした食感に。パンの耳までバターをしっかり塗るのもポイントです。「山型食パンは面積が広いので、斜めに切り込みを入れると良いですよ」
1.山型食パンの耳の内側5mm~1cmの切り込みを入れ、斜めに格子状に切り込みを入れる
2.バター10gを電子レンジ500Wで10秒~20秒かけて柔らかくする(又は常温に出しておいて柔らかくする)
3.1の全面に霧吹きで水を吹きかける
4.バターを食パンの全面にまんべんなく塗る
5.トースター230度(1000w)で2分ほど予熱する。食パンの底部分(平らな方)を奥にして入れ、3分程こんがりと焼き色がつくまで焼く
6.お皿の縁にのせ、裏面をうかせる。残りのバターをのせ、岩塩をパラッとかける
<point>塩は食感が残る岩塩がおすすめ!
●プロフィール
東京ソロごはん。
フードコーディネーター・ウエッティと、フォトグラファー・はしもっちゃん 2人によるフードクリエイターユニット。「ひとりごはんが楽しくなるお料理」を毎週金曜日18時YouTubeにて動画配信中!
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