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 16日、盛岡競馬場で行われた交流G3・クラスターカップは、3番人気のオーロラテソーロが快勝。断然の人気に支持されたダンシングプリンスは痛恨の出遅れで4着に敗れた。

クラスターカップ、レース後ジョッキーコメント
1着 オーロラテソーロ
鮫島克駿騎手
「クラスターカップ勝てたことが本当に良かったですし、地方交流重賞を僕も初めて勝たせていただいたので嬉しかったです。枠が13番引いた時点で内の逃げ馬先行馬見ながら追走しようと思っていましたし、その為にはスタートがすごく重要だなと思っていたので、そこが決まってからは理想的でした。早めにジャスティンを捕まえに行って、しぶとさが持ち味の馬なので、早めに抜け出してそういう長所を生かすようなレースがしたいなと思っていて、凌いでくれて良かったです。雨の中沢山ご来場していただき、ありがとうございます。今日は盛岡で騎乗させていただいたんですけど、土日は中央競馬の方で僕、騎乗しますのでそちらの方も応援よろしくお願いします」

畠山吉宏調教師
「ジョッキーが何度も騎乗していますから理想の形を知っている。外枠もこの馬に良かったと思います。前走、勝った後は放牧でリフレッシュさせました。今回は賞金的に微妙でしたが、出られる前提でレースから逆算して厩舎へ戻ってきました。この路線にずっと申し込んでいましたが、出場チャンスがなかったので最高の形で賞金加算ができました。今後も交流短距離を使って、後々にはG1へ進められればと思っています。是非、盛岡へ戻ってきたいですね」

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村上「勝ちたかった」

2着 リュウノユキナ
村上忍騎手
「ひとまずイメージどおりの位置は取れました。道中はあまり(ハミを)かませないように心がけて、勝負どころから動きました。僕の馬もいい脚を使いましたが、前が止まらなかった。せっかくいただいたチャンスでしたから、できれば勝ちたかったと思います」

3着 ジャスティン
横山武史騎手
「逃げが理想でした。ダンシングプリンスが出遅れましたから、自分のペースで逃げることができました。オーロラテソーロに早めに来られましたが、頑張ってくれました。もう少し乾いた馬場だったら良かったなと思います」

4着 ダンシングプリンス
C.ルメール騎手
「スタートで脚を滑らせました。これでリズムがダメになりましたね。リードホース(主導権を握った馬)の後ろのいいポジションにつけたが、直線で伸びなかった。1200m戦でスタートミスは大きかったと思います」

5着 カミノコ
山本聡哉騎手
「このような強い馬たちがいましたから、レースがやりやすかった。馬込みも嫌うので外を回る競馬ができたのも5着が確保できた理由だと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 16日、盛岡競馬場で行われた9R・クラスターカップ(Jpn3・3歳上オープン・ダ1200m)は、鮫島克駿騎乗の3番人気、オーロラテソーロ(牡5・美浦・畠山吉宏)が快勝した。1馬身差の2着に2番人気のリュウノユキナ(牡7・美浦・小野次郎)、3着にジャスティン(牡6・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは1:09.4(不良)。

 1番人気でC.ルメール騎乗、ダンシングプリンス(牡6・美浦・宮田敬介)は、4着敗退。

2番手から抜け出す
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 3番人気に支持された鮫島克駿騎乗、オーロラテソーロが嬉しい重賞初制覇を飾った。レースでは最内枠ダンシングプリンスが痛恨の出遅れ。オーロラテソーロは外からスムーズに先行して2番手の位置からしぶとく抜け出した。

オーロラテソーロ 28戦7勝
(牡5・美浦・畠山吉宏)
父:Malibu Moon
母:For Passion
母父:Not For Love
馬主:了紱寺健二ホールディングス
生産者:John R. Penn & Spendthift Farm

【全着順】
1着 オーロラテソーロ
2着 リュウノユキナ
3着 ジャスティン
4着 ダンシングプリンス
5着 カミノコ
6着 ルチルクォーツ
7着 フィナルタ
8着 スティンライクビー
9着 クレールアドレ
10着 ナラ
11着 マイネルヘルツアス
12着 グレートコマンダー
13着 ユアマイラブ
競走除外 リメイク