『ONE PIECE』出演が決まった新津ちせ&梶裕貴
 - (c)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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 声優の梶裕貴と子役の新津ちせが、人気アニメ「ONE PIECE ワンピース」の新作映画『ONE PIECE FILM RED』(8月6日全国公開)に出演することが明らかになった。二人が担当するのは、映画の総合プロデューサーも務める原作者・尾田栄一郎が描き下したキャラクター。梶は羊飼いの少年・ヨルエカ役、新津は歌姫ウタに憧れる少女・ロミィ役を務める。

 『ONE PIECE FILM』シリーズ第4弾となる本作のテーマは“歌声”と“赤髪”。音楽の島・エレジアでライブを開催する世界的歌手のウタが、赤髪海賊団を率いる四皇シャンクスの“娘”である事実が発覚したことをきっかけに、物語が動き出す。監督はアニメ「コードギアス」シリーズなどの谷口悟朗が務めた。

 アニメ「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役でおなじみの梶は、ウタの音楽を聴こうとライブ会場まではるばるやって来た少年・ヨルエカの声を担当。「まさか! 自分が!『ONE PIECE』の世界に関わらせていただけるなんて! 本当に夢のようです……! ありがとうございます!!」と出演を喜ぶと、「でも、これだけは言っておかねばなりません! ヨルエカは! 完全なるモブです! 台詞も4つくらいしかないモブ中のモブ! キング・オブ・モブです! ですが!! 僕にとってそんなことは関係ない! だって、あの尾田栄一郎先生が描きおこしてくださったキャラクターなんですから! 名前まであるし! それだけで一体どれだけ価値のあることか! 心の底から光栄です! 感謝感激です!!」と梶らしく感謝の言葉を述べた。

 映画『アナと雪の女王2』の幼いアナ役、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のヒロイン幼少期役で知られる新津が演じるロミィは、ウタを一目見ようとライブ会場までやってきた貧しい少女。髪型を真似たり、グッズを身につけるなど、彼女への憧れが強い。「私が演じるロミィは、貧しいながらも、ウタに憧れ、ウタの歌に毎日励まされて生きている女の子です。アフレコは緊張しましたが、谷口監督やスタッフの皆さんが優しく声をかけてくださり、楽しみながらロミィを演じることができました」と収録を振り返り、「子どもも大人もみんなが楽しめて、見ると力がわいてくる、パワフルで素敵な映画です。ぜひ劇場でご覧ください!!」と呼びかけた。(編集部・倉本拓弥)