宿敵・ザーグは本作『バズ・ライトイヤー』にも登場! ピクサーの精鋭達が明かす“ザーグ”の作り方って
世界中の観客を感動の渦で包み込んできたディズニー&ピクサーの大傑作「トイ・ストーリー」シリーズで誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描く『バズ・ライトイヤー』が公開中です。
本作は「トイ・ストーリー」シリーズの“おもちゃ”のバズ・ライトイヤーの原点を描く物語であり、バズの宿敵・ザーグも登場します。SNSでは、公開以前より「ザーグ様出るんですか!?」「ザーグのデザイン最高!」と、「トイ・ストーリー」ファンにとってお馴染みキャラクターの登場がすでに話題となっていました。
監督を務めるアンガス・マクレーンは「ザーグがバズの宿敵であることは誰もが知っているが、その背景は誰も知らなかった」と、本作ではバズだけでなくザーグのルーツも描かれていると明かした。さらに、アート・ディレクターのグレッグ・ペルツは、〈ザーグの複雑な感情〉や〈過去作との“違い”を意識したデザイン〉など、“ザーグ”を生み出す上で追求したポイントを解説しています。
『トイ・ストーリー』で、誕生日プレゼントとして“おもちゃ”のバズ・ライトイヤーを貰ったアンディは大喜びし、バズは瞬く間に“おもちゃ”達の中でも、大のお気に入りとなる。そんなバズと並び「トイ・ストーリー」の世界で子供達に人気を博していたのは“おもちゃ”のザーグ。『ファインディング・ドリー』で共同監督を務め、『トイ・ストーリー2』、『トイ・ストーリー3』などの「トイ・ストーリー」シリーズに携わってきたアンガス・マクレーンは「ザーグがバズの宿敵であるということは誰もが知ることだけど、そうなった背景については誰もまだ知らなかったからね」と、バズと共にザーグの原点についても描かれていると語っています。
『インサイド・ヘッド』、『リメンバー・ミー』などに携わってきたグレッグ・ペルツは「ザーグをこの映画に出すのは、ちょっと難しかった。トイ・ストーリーシリーズに登場したザーグにできるだけ似せたいとは思っていたけど、本作のザーグはより細かく描かれている。僕らの世界観に合うように、よりストーリーが追求する恐ろしさを持たせることを意識したんだ。ザーグのデザインはオリジナルがもとになっているんだけど、日本のアニメーションの影響も受けているよ」と、細部までこだわり抜いたデザインについて解説。
予告編では、体の各所に武器を備え光沢がかったフォルムのザーグが、バズに襲い掛かる姿が描かれており、“おもちゃ”のザーグとは違う細かなデザインが垣間見えます。
さらに、グレッグは続けて「パワーと存在感があるザーグを作っていくのは楽しかった。中でも重要なのは、彼は何の考えも持たないロボットではないということ。他のキャラクター同様、キャラクター性はしっかりと考えられているんだ」と、深みのあるキャラクター性を持っていると明かします。“おもちゃ”のザーグとして本格的に登場した『トイ・ストーリー2』では、「バズ・ライトイヤーを消せ!」と執念深くバズを追いかける様子が映されているが、なぜそのような関係性になったのか?果たして本作ではどのような関係性が描かれているのか?
「トイ・ストーリー」シリーズ、『モンスターズ・インク』など、数々の名作に携わってきたプロデューサーのギャリン・サスマンは、「バズ・ライトイヤーの映画は、ザーグなしでは成立しないの」と、本作に必要不可欠な存在であると語っています。宿敵・ザーグとの衝撃の結末を是非劇場で確認して。
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