21日、広島市安芸区で、30代男性が刃物のようなもので背中を刺された殺人未遂事件で、警察は逃走していた知人の40歳の女を逮捕しました。

広島市中区東白島町に住む無職・岡粼静佳容疑者(40)は、21日午後3時ごろ、広島市安芸区矢野西にある神社の境内で知人男性(39)を刃物のようなもので背中を複数回刺すなどして、殺害しようとした疑いがもたれています。

男性は重傷ですが、命に別状はないということです。

調べに対して「故意に突き刺すようなことはしていません。」と話しているということです。

警察によりますと岡粼容疑者は事件後、逃走していましたが、21日午後10時ごろ、広島市内の路上で発見しました。

その後、任意同行を求め、容疑が固まったため逮捕したということです。

警察は凶器の発見を急ぐとともに、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べを進めています。