立花孝志氏、NHK党への「邪道」指摘に反論 「許されるから国政政党になってる」
2022年6月21日に日本記者クラブ(東京都千代田区)で行われた9党党首討論会で、NHK党党首の立花孝志氏(54)が、一組織を潰すために政党を作るのは邪道ではないかという質問に対して「許されるから国政政党になってるんですよ」と回答した。
質問者に対し「選挙制度自体をご理解いただけてない」
第2部の代表質問団との質疑応答の中で、質問者は2021年の衆議院選挙での獲得議席がゼロだった理由について立花氏に問い、さらに「国政政党でしょ。それが一組織を潰すために政党を作るっていうのは、私はね、邪道じゃないですか。これに対してどうお答えになりますか」と質問した。
立花氏は「僕びっくりしましたけど今」と驚きつつ、質問者に対し「選挙制度自体をご理解いただけてない」と主張した。1つ目の質問に対して、衆議院選挙と参議院選挙で議席が取れる得票率の差について説明し、「我々、前回の衆議院選挙で議席が取れるとは、はなから思っておりませんでした」と答えた。
2つ目の質問については、「たかだかNHKという企業を、一本槍で攻めて政治を行うということについて、そんなことが許されるのかということなんですが」とし、質問者の方を見据えながら「許されるから国政政党になってるんですよ」と説明した。
「テレビは核兵器に勝る武器、テレビは国民を洗脳する装置、テレビはテレビにとって都合の悪い真実を隠す。まさに国民の多くが、まだまだ少ないんでしょうけども、それでも100万人近くの有権者がそれを理解し、我が党に投票いただいた」と述べ、質問者に対し「今回の参議院選挙の結果をご覧いただければ」とし、「ご懸念も払拭されると確信しております」と笑顔で答えた。