ブルーベリーで染色⁉「コンバースオールスター」の新色はエコ素材のサステなスニーカー【着るSDGs】
【新作スタンスミス】アディダスが「キノコの菌」から作った人工レザーのサステナスニーカー！
ブルーベリーの皮を使って染色した、さわやかブルーの春色コンバース
今回紹介するのは、コンバースの環境と社会に配慮した、サステナブルな靴シリーズ「converse e.c.lab（コンバース イーシーラボ）」の新作。優しい色合いが目を引く、「ALL STAR NOKORIZOME （オールスター ノコリゾメ）HI ブルーベリー」です。本当にきれいな、自然な藍色をしていますよね！履くだけで気分が上がりそうな、春にぴったりのコンバースですね☆
環境に優しい！ジュースの「残さ（残りかす）」で染色しました♪
実はこの「NOKORIZOME（ノコリゾメ）」シリーズは、様々な食品や植物を加工したあとに出る、「のこりもの」を使って靴を染めているんです！ ブルーベリーカラーは、軽井沢町のブルーベリーでジュースを製造する時に出る果皮の残りを使っています。旬の果実を使ってたくさんの無添加ジャムを販売している「沢屋」さんでは、長野県産のブルーベリーを使って毎年7～8月にジュースを2万本も製造しています。毎年残さ（残りかす）が250～300kgも出ているそうです。NOKORIZOMEシリーズにはこの残さが使われています。とっても自然な優しい青色？ 藍色？ をしていますよね♪
シューズ本体にもリサイクル生地を採用
シューズ本体にも、リサイクル素材を採用。リサイクルラバー入りのアウトソール、98%がエコ素材でできたOrtholite Recycledインソール、靴のかかとには古い漁網や産業廃棄物を使った芯材を使用しています。靴ひもはリサイクルコットン100％。細かいところに至るまで、本当に環境に優しいエシカルシューズなんです。
ブルーベリーの他によもぎ色も！
もっと淡い色が良い、という人にはカラー「ヨモギ」がおすすめ。岐阜県揖斐川（いびがわ）地域で採れたよもぎで草餅を作った後に出る、よもぎの煮汁で染めています。柔らかで優しい色合いが、春のファッションにもとても良く似合いそうです♪
気になるお値段ですが、「ブルーベリー」も「ヨモギ」も\9,900 （税込）です。手間暇がかかっているわりに、そんなに高くはないですよね。他ブランドの高級スニーカーは、もっと高かったりもします。サイズは22.0cm～30.0cmまでと幅広くあります！ さすがコンバース！
ALL STAR NOKORIZOME （オールスター ノコリゾメ）OX ブルーベリー、ヨモギ（\9,900）もあります。
今年の春は足元からSDGsを意識してみては♪
左：JACK PURCELL PET-CANVAS（ジャックパーセル ペットキャンバス） 右：BURKINAFASO-TEXTILE（ブルキナファソ テクスタイル）
環境に配慮したエコ素材&エシカル素材を使った「converse e.c.lab」には、他にもラインナップがあります。廃ペットボトルから再生されたリサイクル素材を使った「JACK PURCELL PET-CANVAS（ジャックパーセル ペットキャンバス）」、西アフリカ・ブルキナファソの女性職人がオーガニックコットンで手織りした生地の「BURKINAFASO-TEXTILE（ブルキナファソ テクスタイル）」などバラエティ豊かです。これからは、自分だけが気持ちよくなるようなおしゃれではなく、周りの人や環境へ配慮したおしゃれこそがスタイリッシュとされる時代。この春は身近な所から、SDGsなファッションアイテムを取り入れてみてはいかがでしょうか♪
