クルトガの倍の速さで芯が回転!シャープペンシル「アドバンス」でキレイな文字を書こう

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シャープペンシルを使い続けていると、芯の片側だけが筆記に使用されることで、線が少し太くなってしまう“偏減り”という現象が起こります。その偏減りを、芯を回転させることで起こりにくくしたのが、2008年に登場した三菱鉛筆の「クルトガ」です。1角書くごとに“クルトガエンジン”により自動的に芯が9度ずつ動く仕組みで、40画で1回転する計算になります。

実はその後もシャープペンシルは進化を続け、クルトガの2倍の速さで回転するシャープペンシルが登場しています。それが、三菱鉛筆から2017年に発売された「アドバンス」。その「アドバンス」からワントーンカラー軸の新モデル8種類(605円)が発売。さらに軸や素材、デザインを向上させた「アドバンス アップグレードモデル」からも、新たなカラーリングのモデル6種類(1100円)が発売となりました。

▲「アドバンス」

「アドバンス」シリーズ最大の特徴は、「クルトガ スタンダードモデル」の2倍の速さで芯が回転する、20歯ギア搭載の自動芯回転機構“Wスピードエンジン”。カナや英字など画数が少なく1画の線が長い字や、2Bなど濃く柔らかい芯で書いた字でも文字がつぶれにくく、キレイな均一の線を長時間書き続けられます。

この自動芯回転機構は書くたびに芯を自動回転させるため、ギアが上下動してしまいますが、その揺れを抑えるべく、ペン先には精密加工した金属パーツを使用。これにより安定性を向上させています。クリップやノックカバーにも金属が使われており、ノートや教科書にペンを挟む際の耐久性向上に役立っています。

そして細い芯が広く用いられるようになったことから、芯折れ防止にも力を入れています。芯と連動して先端パイプがスライドする“スライドパイプ”を採用し、1回のノックでパイプが短くなるまで、芯先を先端パイプから出さなくても長時間筆記可能。芯が折れて集中が切れてしまうという事態を防いでくれます。

▲「アドバンス アップグレードモデル」

なお、「アドバンス アップグレードモデル」は、グリップ部分に精密なパンチング加工が施されており、ここが筆記時に指をあてるためのガイドに。またパンチ孔と口金の継ぎ目部分に引っかかりもなく、少し丸みを帯びた形状で手にフィットしやすく握り心地もなめらか。先軸と口金に金属パーツを用いることで低重心設計になっており、より安定して筆記できるのも特徴です。

カラーリングは「アドバンス」では、流行色であるスモーク調で大人っぽいくすみ色の軸色を用意。0.3mm芯対応タイプはLTラテ、MLミルク、PCピスタチオ、DRチェリー、0.5mm芯対応タイプはLTラテ、MLミルク、ICブルー、SGピンク。いずれも限定色です。

「アドバンス アップグレードモデル」は0.3mm新対応タイプで、長く使えるワントーンカラーのブラックとアイボリー、アクティブなイメージのツートンカラーとしてPグリーンSを用意。0.5mm芯対応タイプはいずれもツートンカラーでティールGB、LイエローB、カーキB。0.3mmと0.5mmのツートンカラー4種のみ限定品となっています。

クルトガの倍動くアドバンスで、細くてキレイな字を書いてみませんか?

>> 三菱鉛筆「クルトガ シリーズ」

<文/&GP>

 

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