アップル、特製M1チップTシャツをエンジニアに贈る。最大2000万円のボーナスも
2021年はAppleシリコンにとって最初の丸1年となり(初搭載モデルの発売は2020年)、M1 Macや新たなMacBook Pro(2021)のラインナップが人気を博したおかげで好調な滑り出しとなりました。その成功を祝して、アップルがエンジニア達にM1チップTシャツを贈ったことが明らかとなりました。
アップルの上級ソフトウェア・エンジニアリング・マネージャーであるAndy Boretto氏は、M1チップTシャツの画像と添え書きをTwitter上で公開しています。添え書きには「よくあることですが、すべてを変える何かがやって来ます」「そしてApple M1の実現に貢献してくれてありがとう!」とのメッセージが確認できます。
last day of the year special delivery! #m1 team, proud to have worked on PowerPC to Intel and now M1 transitions #applepic.twitter.com/jwejRaOGGS
- aboretto (@aboretto) December 31, 2021
またBoretto氏はアップルのPowerPCからインテルチップへの変遷だけでなく、インテルからAppleシリコンへの移行にも関われたことを誇らしく思うと付け加えています。ちなみにMac搭載プロセッサがPowerPCからインテル製にシフトしたのは2006年以降のことで(スティーブ・ジョブズの宣言は2005年)同氏は足かけ15年近くもMacに関わり続けた模様です。
もちろんアップルのエンジニアらは、特製Tシャツをもらっただけではありません。先週Bloombergは、アップルが年末に一部のトップ従業員に稀に見る高額な株式ボーナス(決められた価格で会社の株式を購入できるストックオプション(株式購入権)と違い、一定期間にわたり勤務している人はお金を払わずにもらえる)を支給したと伝えていました。これら賞与は5万ドル(約580万円)から最大18万ドル(約2000万円)に及ぶ場合もあり、エンジニアもその中に含まれるとのことでした。
アップルは2022年内に自社製MRヘッドセット発売に向けて、Meta社のAR広報担当者を採用したと噂されていました。そうした有能な人材が次々と集まるのは、身もフタもありませんが「お金がたくさんもらえるから」かもしれません。
Source:Andy Boretto(Twitter)
via:9to5Mac