新生iMac Pro、M1 Pro/Maxや27型ミニLED画面搭載で2022年発売のウワサ
アップルが開発中の次世代iMacが「iMac Pro」と呼ばれ、新型MacBook Proで導入されたM1 ProおよびM1 Maxチップを搭載する可能性があるとの噂が報じられています。
このウワサの発信源は、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Dylandkt氏です。Dylandkt氏は14インチおよび16インチMacBook Proに同じプロセッサが搭載されると的中させた等の実績があります。
そんなDylandkt氏のツイートによると、本製品は社内で「iMac Pro」と仮称され、その名称をマーケティングチームも24インチiMacと区別するために検討しているとのことです。M1 ProとM1 Maxを積むとすれば、M1チップを搭載した24インチiMacとの差別化として分かりやすいとも思われます。
iMac (Pro)
- Dylan (@dylandkt) October 30, 2021
Promotion and Mini Led
Base model 16gb Ram 512gb Storage
M1 Pro and Max
Dark bezels
HDMI, SD Card, Usb C
Similar design to iMac 24 and Pro Display XDR
Starting price at or over 2000 dollars
Ethernet on brick standard
Face ID was tested (Not confirmed)
1H 2022
ちなみに、インテル製チップ搭載の先代モデルは今年3月に販売終了しており、記事執筆時点では「iMac Pro」は欠番になっているかっこうです。
さてDylandkt氏いわく、新生「iMac Pro」には、ProMotion技術(可変リフレッシュレート)を採用した27インチのミニLED画面が搭載されるとのこと。また24インチiMacとは違ってベゼルは黒になりつつも、Pro Display XDRとデザインが近い、すなわちナローベゼルになる可能性が示唆されています。
さらに顔認証のFace IDもテストしたとされながらも、採用は確定しないとのことです。その基本モデルには16GBのRAMと512GBのストレージが搭載され、全モデルには新MacBook Proと同様にHDMIポートやSDカードスロット、複数のUSB-C/Thunderboltポートが実装。また付属の電源アダプタにイーサネットが内蔵されるという、24インチiMacと同じ仕様も伝えられています。
そして価格は2000ドル(約23万円)以上〜であり、2022年前半に発売されるとのこと。本製品は現行の27インチiMacモデルに取って代わるとも述べられています。
アップルが大画面を持つiMacを開発中との噂は、米大手メディアBloombergも報じていたことです。
同誌の名物記者Mark Gurman氏は「インテル27インチモデルに替わる、より大きくてデザインを一新したiMacを開発中」であることや、それが「24インチiMacの出荷に集中するため、一時中断した」とも伝えていました。そして24インチiMacが今年5月に発売されたことで、開発が再開されたのかもしれません。
また、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、アップルがミニLEDかつProMotion技術(最大120Hz)を搭載した27インチiMacを開発中と述べていました。16インチより広い画面を求めつつ、持ち歩きできなくてもいいユーザーには、2022年前半に朗報がやって来る可能性が高そうです。
Source:Dylnadkt(Twitter)
via:MacRumors