両国国技館で行われるボクシングで生まれた光景に海外記者が注目している【写真:AP】

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両国国技館で行われるボクシングで生まれた光景

 東京五輪は各競技で熱戦が繰り広げられているが、ボクシングでは日本ならではの会場が、取材する海外記者の関心を呼んでいる。実際の画像をツイッターにアップした米記者は「この眺めが大好きだ」と好感を示している。

 ボクシングの会場となっているのは両国国技館。日本では相撲で最も馴染みのある会場で競技が行われている。それにより、海外記者にとっては興味深い光景が生まれた。

 元陸上オリンピアンで英公共放送「BBC」レポーターを務めるジャネット・クワッキーさんは「日本の相撲の会場でボクシングを見るとこうなる!」と記してツイッターに1枚の写真をアップ。選手が戦うリングが設置されたアリーナの後方にある升席から撮影したもの。靴を抜ぎ、靴下を履いて伸ばした足も写っている。

 また、米紙「ニューヨークタイムズ」アンドリュー・ケー記者も同様の写真を掲載。「ボクシングが開催された相撲アリーナのこの眺めが大好きだ」と好感を示した上で「この場所を使う多くの海外ジャーナリストとカメラマンが実際に靴下だった」と説明も添えている。

 日本のプロボクシングでは興行に使われることもある両国国技館。海外記者にとっては珍しく、関心を集めているようだ。(THE ANSWER編集部)