「FLUSH-水に流せば-」

2021年3月14日(日)まで、東京の神宮前のコンテンポラリー・アートギャラリーのEUKARYOTEにて「FLUSH-水に流せば-」が開催されている。“散歩詩人”の吉田山氏がキュレーションを務めている展覧会。循環や水への関心などを作品の鍵として制作している千葉大二郎氏、藤倉麻子氏、光岡幸一氏、渡辺志桜里氏が出品している。月曜休廊で、開廊時間は12:00〜19:00。

本展のタイトルとなっている“FLUSH(フラッシュ)”は“洗い流す”ことの意味で、吉田山氏がディレクターを務めていたギャラリー&ショップの「FL田SH」が入居していたビルが、渋谷区の再開発の波に“流されて”しまったことにも由来している。“水に流す”とは、日々に行う日常での身体的な作業を示す言葉であるとともに、日本においては精神的にも重要な概念だ。

今回の「FLUSH-水に流せば-」は、鑑賞者自身も“WATER”となり、循環、鑑賞する展覧会。独特な切り口の新しい1つの試みとして、アーティスト、キュレーター、ギャラリスト、鑑賞者、さらには人間というラベルも水に流し、全てを“WATER”として位置付けて開催される。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間:
2021年2月19日(金)〜3月14日(日)

■開催場所:
EUKARYOTE
東京都渋谷区神宮前3-41-3

■問い合わせ先:
EUKARYOTE
url. http://eukaryote.jp/