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「CES 2021」が今年も開幕した。期間は1月11日(月)から14日(木)まで(米国現地時間)。今年はコロナ禍にあって、オールデジタル(オンライン/初日は報道関係者のみ参加)で開催される。基調講演は日本時間で12日の23時よりGM(General Motors)のCEO、Mary Barra氏が登壇する。

●ソニーが報道関係者向けイベントをオンライン開催

「CES 2021」に出展しているソニーは、一般公開に先立ち、米国東部の標準時間11日(月)午後5時より(日本時間1月12日午前7時)より、プレスイベントを開催した。

今回のデジタルプレスイベントでソニーは、「テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニー」として、3つの「R」、3Rテクノロジーの発表した。リアリティ(Reality)、リアルタイム(Real-time)、リモート(Remote)だ。新たな価値を創出して世界に感動と安心を提供するソニーの取り組みを録画/編集された動画で紹介した。

まずはソニーのCEOの吉田氏が登場し、昨年発売して話題を呼んだ新型のゲーム機「PlayStaion 5」を紹介した後、昨年のCESで発表したソニーが開発している電気自動車「VISION-S」に触れた。



新型のゲーム機「PlayStaion 5」とその周辺機器



ソニーが開発している電気自動車「VISION-S」

その後、AIロボット工学の分野でのドローンプロジェクトの先鋒としてドローン製品「Airpeak」を発表、動画を公開した。(「Airpeak」プロジェクトとしては昨年発表、製品を今回初めて発表)



ソニー株式会社代表執行役会長兼社長CEO 吉田憲一郎氏





●「α」シリーズを搭載できる世界最小のドローン

ドローン「Airpeak」はソニーのカメラ製品「α」シリーズを搭載できる世界最小のドローンをうたう。







発表と同時に、オーストリアにおける「VISION-S」の走行の様子をAirpeakで空撮したメイキング映像も公開した。機体にはフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7S III」を搭載し、ダイナミックな撮影の様子がうかがえる。





「クリエイターの制約を解き放ち、あらたな表現の可能性を確認した」としている。

■Airpeak

Aerial Shooting of VISION-S Road Test:



ソニーは「最大限の価値創造を実現しながら、今日のドローン技術をさらに発展させることを目標に、Airpeakブランドを立ち上げました。このプロジェクトの最初のフェーズとして、ソニーは2021年春にプロの写真とビデオ制作を対象とした新しいビジネスを開始します。ビデオクリエーターの創造性を完全にサポートするために、ドローンのペイロードに、高品質のフルフレーム航空写真とビデオをキャプチャするミラーレスカメラ「Alpha」を装備できます」と発表し、ダイナミックな撮影と正確で安定した飛行が可能であり、クリエイティブな表現の新たな可能性を追求しながら、エンターテインメントの世界に貢献したいとしている。

既に日本語のホームページも公開されている。

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(神崎 洋治)