お正月に食べるおせち料理というと、重箱に入っているものをイメージする人が多いだろう。

しかし、「工学部出身者」が複数集まると、おせち料理は一風変わった「箱」に入れられる場合があるようだ。

こちらは、ツイッターユーザーのしょうだい（＠tshoudai）さんが2021年1月1日に投稿した動画。

動画には両開きタイプの赤い箱が映されている。一見すると少なくとも料理を入れるような箱には見えない。レンチやドライバーがたくさん入る、工具箱のようだ。

しかし、蓋を開けてみると......なんと、中には容器に入れられたおせち料理の数々が！

しっかり上段と下段に分かれており、なかなか斬新な「重箱」だ。

この、工学部出身者ならではのおせち料理は11万件以上のいいねを集めるなどツイッター上で話題に。この投稿を見たユーザーからは、

「うーん、流石にこの発想はなかった......」
「これやってみたかったやつやw」
「ボックスの赤が、めでたさ感を盛り上げていて見ていて楽しいです」
「めちゃくちゃかっこいい」

といった声が寄せられている。

使っているのは新品の工具箱


しょうだいさんのツイートのスクリーンショット

Jタウンネットは5日、投稿主で工学部(機械工学科)卒だというしょうだいさんに詳しい話を聞いた。

しょうだいさんは今回のおせちの投稿について「恋人(こちらも工学部卒)がやってみたいと言った」と経緯を語った。使用したのは、しょうだいさんが探して買ってきたという新品の工具箱で、中の料理は当日に手作りしたものと市販のものを使っているとのことだ。

工具箱おせちを盛り付けるにあたり気を付けた点としては、

「本来の用途(食品用)では無い為、新品の工具箱を購入して食器用洗剤で3回洗い、消毒用エタノールで拭いて、食材が直接触れない様に箱などに詰めて設置しました」

と説明した。衛生管理もしっかりと行った上で作られているようだ。

また、ツイッターでの反応に対してしょうだいさんは、

「何気ない投稿だったので素直に驚いております。反響には賛否両論あるのは分かっています。もし、似たような事をする際は自己責任でお願い致します」

とコメントしている。