得意げに頭を後ろに反らす犬(画像は『Kaya & Ashleigh the human 2020年12月20日付Instagram「Can you relate?」』のスクリーンショット)

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柴犬によく似たフィンランドを代表する国犬「フィニッシュ・スピッツ」をご存じだろうか。『Bored Panda』『The Sun』などがニュージーランドに住むちょっと変わった特技を持つフィニッシュ・スピッツを紹介し注目されている。

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ニュージーランドで教師をしているアシュレイ・マクファーソンさん(Ashleigh Macpherson、28)は、自宅で4頭のメス犬を飼っている。6歳のホワイト・スイス・シェパードの“カヤ(Kaya、6)”は母親的存在で、他の3頭はフィンランド原産のフィニッシュ・スピッツだ。

フィニッシュ・スピッツの3頭は母犬“ミカ(Mika、3)”とその子供の“トーフ(Tofu、1歳半)”と“キコ(Kiko、生後9か月)”で、アシュレイさんによると「3頭は身体は決して大きくないけど、自己主張をしっかりするちょっぴり生意気な犬。よく吠えるし、性格はどちらかというと猫に似ていてそれぞれが個性的」という。

そのなかでも異端児はキコだそうで、アシュレイさんは「キコはロックダウンの数日前に誕生した子で、きょうだいがいないの。猫と一緒に育ったからか性格が一番猫っぽいのよ。それにちょっと変わってるの」と笑う。

では他の犬とキコとの大きな違いは何なのか? 実はアシュレイさんは愛犬の写真や動画をInstagramに頻繁に投稿している。撮影時には4頭がじっと座っていられるように訓練をしているが、どういうわけかキコだけがちょっと変わったポーズを取り、集合写真で和を乱すそうだ。

アシュレイさんはキコのちょっぴり反抗的な態度について、「一番赤ちゃんだから仕方ないかもしれないけど、キコが写真を台無しにしてしまうことはしょっちゅうよ。私が教えたわけではないけれど、1頭だけ反対側を向いて、頭を180度後ろに反らしてカメラを見るのよ。もうあの格好が癖になっているようよ」と明かした。

4頭を1日2回散歩に連れていくというアシュレイさんは「キコが頭を反らすのを見た人はショックを受けて『ええ! どうやったらそんなことができるの?』と驚くの。でもその場は笑いに包まれるのよ。こんなご時世だけど、キコはみんなに幸せをもたらしてくれているの」と語っている。

なお4頭にフォーカスを当てたInstagramのフォロワーは9万人を超えており、アシュレイさんが「ちょっと壊れている」と分析するキコの写真には「可愛い!」「まるでエクソシストだね」「面白い」「これは才能よ」「反逆児だね」「笑えた」といったコメントが寄せられている。

ちなみに集合写真で1頭だけ和を乱す犬と言えば、香港に住む柴犬のヒナがいる。飼い主はいつもそっぽを向いたり目をつぶったりしているヒナのことを「あの子は女優なの」とコメントしていた。

画像は『Kaya & Ashleigh the human 2020年12月20日付Instagram「Can you relate?」、2020年12月27日付Instagram「A family photo」、2020年12月30日付Instagram「Who is your favourite?」、2020年11月30日付Instagram「Can you say no to this face?」、2020年12月15日付Instagram「I’m pretty sure my dog is broken」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)