故障した「うどん自販機」を救いたい！ クラウドファンディングに支援続々→達成後の様子は...
［ちちんぷいぷい−毎日放送］2020年12月10日放送の「ニュースな町の☆印」のコーナーでは、兵庫県香住町にある自動販売機について取り上げていました。
国道9号沿いにある24時間営業の「コインスナックふじ」。店内にはジュースや即席めんの自販機がずらり。その一角にあるのが、レトロだと話題の「うどん自販機」です。
「コインスナックふじ」の様子（クラウドファンディングページより）
100件を超える応援コメントが
このうどん自販機は、今から45年ほど前に製造されていたもの。香住町に設置されたものも、これまで多くの人に親しまれてきました。
ところが、20年9月中旬に故障。そこでオーナーは、修理費用を工面するためのクラウドファンディング（CF）を立ち上げることにしました。
結果、開始から2週間も経たずに目標としていた65万円の資金が集まったそう。CFの特設ページには、100件を超える応援コメントが寄せられています。
こうした支援のおかげで、うどん自販機は無事に修理を終え、販売を再開することができました。
うどんは1日20食のみの販売予定。人気のため品切れになることもあるとか。
ただ、機械が古いのでたまにお出汁が多くなることも...。取材中に買いに来たお客さんのうどんは、器のぎりぎりまでお出汁が入っていてこぼれそう。
「得したかもしれん。おいしいです。自動販売機とは思えんような感じ」（お客さん）
地元の人々の「心も体も暖める」レトロな自販機。これからもこの場所で愛され続けてほしいですね。
(ライター：まみ）
