【海外発!Breaking News】引越したばかりの家の地下室の壁に不気味な埋め込み物 「今すぐその家を出た方がいい」の声も 古くからの慣例か?(米)
あるTwitterユーザーが投稿した不気味な画像が、ネット上をざわつかせている。投稿者の姉妹が引っ越したばかりの家の地下室の壁で発見したものを撮影したという画像には、壁に埋まった小さな赤ちゃん人形の顔が写っていた。投稿には「今すぐその家を出て行った方がいいよ」などとコメントが殺到したが、ユーザーの1人はかつて流行ったある文化の名残だと指摘している。『Mirror』などが伝えた。
アメリカ在住のTwitterユーザー「The Only Living Dead Girl in New York」さんが今月3日、「私の姉妹が新しい家に引っ越したんだけど、地下室の壁でこんな物を見つけたの」と記して、3枚の画像を投稿した。
1枚目の画像には、遠めのアングルで白い配管とともにレンガが積み重なった地下室の壁が写っている。小さな異物が1点確認できるが、小さすぎてはっきりとは分からない。しかし2、3枚目には拡大写真がアップされており、そこには左目が取れた赤ちゃん人形の顔だけが壁に埋め込まれた薄気味悪い姿が捉えられていた。
この奇怪な投稿には8日の時点で54万件以上の「いいね」が集まり、ユーザーからは「その赤ちゃんは言葉をささやいたりしなかったかい?」「こんな物が地下室にあったら眠れないよ」「早く荷物をまとめてその家から出て行った方がいいね」「血が流れていないだけよかったよ」など5300件以上のコメントが寄せられた。
またあるユーザーからは「これは『地下室の赤ちゃん(Cellar Baby)』と呼ばれていて、60年代後半から70年代前半にかけてニューヨークやカリフォルニアで流行したんだよ。地下室など家の壁に人形の一部を埋め込むんだ。時には新聞、稀にお金を地下室の壁の中に隠すという例もあるよ」とコメントが届いた。
投稿主は、これらの反響に「私の姉妹の新しい赤ちゃんにたくさん反応してくれてありがとう」と冗談を交えて記している。
建築歴史と都市計画の専門家で、ニューヨークの私立大学「The New School」で教壇に立つジョセフ・ヒースコットさん(Joseph Heathcott)によると「家屋のどこかに物を埋めたり隠したりする習慣は“immurement(閉じ込めるという意味)”と呼ばれます。これは多くの文化や文明にまたがる古代の習慣です」と話す。
家に埋めたり隠したりした物は魔除けになったり、そこの住人に幸運をもたらすとされていたそうだ。「有名な例を挙げると、エジプトのピラミッドでファラオと一緒に埋葬された人工遺物です。イングランドとアイルランドの多くの地域では、死んだ猫を壁や床に埋めることが習慣になっていました」とジョセフさんは説明した。
実際に、地下室の壁の中にネコのミイラが発見されたケースが報告されており、古い建物からこうした過去の習慣の名残が見つかっている。
画像は『The Only Living Dead Girl in New York 2020年12月3日付Twitter「My sister moved into a new house and found this in the wall of her basement」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
1枚目の画像には、遠めのアングルで白い配管とともにレンガが積み重なった地下室の壁が写っている。小さな異物が1点確認できるが、小さすぎてはっきりとは分からない。しかし2、3枚目には拡大写真がアップされており、そこには左目が取れた赤ちゃん人形の顔だけが壁に埋め込まれた薄気味悪い姿が捉えられていた。
この奇怪な投稿には8日の時点で54万件以上の「いいね」が集まり、ユーザーからは「その赤ちゃんは言葉をささやいたりしなかったかい?」「こんな物が地下室にあったら眠れないよ」「早く荷物をまとめてその家から出て行った方がいいね」「血が流れていないだけよかったよ」など5300件以上のコメントが寄せられた。
またあるユーザーからは「これは『地下室の赤ちゃん(Cellar Baby)』と呼ばれていて、60年代後半から70年代前半にかけてニューヨークやカリフォルニアで流行したんだよ。地下室など家の壁に人形の一部を埋め込むんだ。時には新聞、稀にお金を地下室の壁の中に隠すという例もあるよ」とコメントが届いた。
投稿主は、これらの反響に「私の姉妹の新しい赤ちゃんにたくさん反応してくれてありがとう」と冗談を交えて記している。
建築歴史と都市計画の専門家で、ニューヨークの私立大学「The New School」で教壇に立つジョセフ・ヒースコットさん(Joseph Heathcott)によると「家屋のどこかに物を埋めたり隠したりする習慣は“immurement(閉じ込めるという意味)”と呼ばれます。これは多くの文化や文明にまたがる古代の習慣です」と話す。
家に埋めたり隠したりした物は魔除けになったり、そこの住人に幸運をもたらすとされていたそうだ。「有名な例を挙げると、エジプトのピラミッドでファラオと一緒に埋葬された人工遺物です。イングランドとアイルランドの多くの地域では、死んだ猫を壁や床に埋めることが習慣になっていました」とジョセフさんは説明した。
実際に、地下室の壁の中にネコのミイラが発見されたケースが報告されており、古い建物からこうした過去の習慣の名残が見つかっている。
画像は『The Only Living Dead Girl in New York 2020年12月3日付Twitter「My sister moved into a new house and found this in the wall of her basement」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)