【おうちde英国ごはん】朝食やブランチに!野菜たっぷり「シャクシュカ 」
野菜たっぷりでヘルシー!ロンドンやNYで大人気の一品
こんにちは。英国料理研究家の綾夏です。
中東では朝食の定番メニューですが、野菜がたっぷり入っていてとてもヘルシーだということでロンドンやNYでも大人気となっているんです。
私がこのシャクシュカをいただいたのは、ノッテッングヒルにある大人気店「オットレンギ」というデリとスイーツが美味しいカフェです。
Ottolenghi
その時カフェにいたお客さんのほとんどがシャクシュカを頼んでいたので、イギリス人が大好きな味なんだなぁと感じたことを覚えています。もちろん、私もシャクシュカを注文。スパイスが効いていて、お肉も入っていないのにとても食べ応えがありました。
あまりにもおいしかったので、カフェで販売されていたレシピ本も2冊購入してしまいました(笑)。今回は、このロンドンで食べた人気店のシャクシュカの味を再現してみたいと思います。
シャクシュカ(Shakshuka)
材料(26cm深めのフライパン)
・パプリカ(黄)……1個
・赤ピーマン……1個
・玉ねぎ……1個(200g〜250g)
・にんにく(みじん切り)……1片
・卵……5個
・トマト缶(ホール)……1缶
【A】
・トマトペースト……大さじ1
・スモークパプリカパウダー(パフリカパウダーでも可)……大さじ1
・クミンパウダー……小さじ2
・チリパウダー……小さじ1/4
・塩……小さじ1
・オリーブオイル……大さじ1強
【トッピング】
・イタリアンパセリ……1枝
・パクチー……1枝
・ブラックオリーブ……8個
・ピマン・デスペレット(韓国産粗挽き赤唐辛子)……小さじ1/2(無くても良いです!)
・パン……適量
・フェタチーズ……お好み
作り方
1. パプリカ、赤ピーマン、玉ねぎは、1cmの角切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ中火で加熱する。
3. フライパンが温まったら玉ねぎとパプリカ、赤ピーマンを加え玉ねぎがしんなりするまで炒める。
4. 玉ねぎがしんなりしてきたらにんにくとAを加えさらに2分間炒める。
5. ホールトマト缶を加え、木べらを使いトマト潰していく。
※トマトソースが飛び散るのでここで弱火にしてください。
6. スプーンを使って卵が入るように、写真のようにくぼみを5個作る。
7. そのくぼみの中にゆっくりと卵を割り入れる。
8. 蓋をして3〜4分加熱する。(半熟ぐらいがベスト◎)
9. 蓋を取り、トッピングの材料を散らせば出来上がり。
フライパンひとつで簡単!
ロンドンでは、オーブンに入れて作るレシピもありますが、今回はフライパンで簡単に作れるレシピをご紹介しました。
トッピングは、イタリアンパセリだけでもパクチーだけでもおいしいです。私は欲張りなので、両方入れちゃうのが好みです(笑)。
また、ピマン・デスペレットは、フランスの南西部で栽培されている唐辛子なのですが、ピリ辛で甘みとコクがあってとてもおいしいのでおすすめです。日本の唐辛子はとっても辛いので、ほどよい辛さのピマン・デスペレットがおすすめですが、ない場合は韓国産粗挽き赤唐辛子でも代用できます。
▲おまけのショット:調理アシスタントのメロンちゃん
朝食やブランチにもおすすめのメニューです!
とろ〜りポーチドエッグとトマトソースをパンにたっぷりと絡めてお召し上がりくださいね!
「シャクシュカ」に合わせたい1曲
私が「シャクシュカ」を食べながら聞きたい曲は、フランスで活躍するラッパーMC Solaarの『La belle et le bad boy』という曲です。
ロンドンに住んでいた頃、大好きでどハマりして何度も観た「Sex And The City」の映画で流れたエンディングの曲。私にとって、とても懐かしい一曲です。
Sex And The City - Mc Solaar "La belle et le bad boy" - YouTube鈴木綾夏 Ayaka Suzuki |HPInstagram(@ayakacooks)|鈴木 綾夏(AYAKA SUZUKI)