ヴァン・ヘイレン(Photo by Fryderyk Gabowicz/picture-alliance/dpa/AP)

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エディ・ヴァン・ヘイレンの死を慎みながら、ファンは彼がいたバンドの音楽を一斉に聴き返している。バンド全体のアルバム売上は7,600%も急増。その結果、ヴァン・ヘイレンのアルバム2作がチャート上に返り咲いた。

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ローリングストーン誌による「史上最高のデビューアルバム100選」で27位にランクインしているヴァン・ヘイレンのデビュー作『炎の導火線』は、RSチャートのデイリーアルバムランキングTOP200で79位にランクイン。また、「ジャンプ」「パナマ」「ホット・フォー・ティーチャー」などの大ヒット曲を収録した『1984』が114位に入っている。このRS 200チャートは、デジタル/フィジカルのアルバム売上、デジタル曲の売上、ストリーミングによる売上を独自のシステムに基づいて合算し、その週のトップをランク付けしているもの。チャートは毎日更新され、毎週月曜日に公式版が公開される。



アルファ・データ社によると、月曜日から(エディが亡くなった)火曜日にかけて『ヴァン・ヘイレン』と『1984』のストリーミング回数はそれぞれ900%/360%の急上昇。売上は7,650%/9,235%増加した。彼らのベストアルバム『Best of Volume 1』と『The Best of Both Worlds』も、それぞれ11,700%/10,700%もの大幅な売上増を記録し、『伝説の爆撃機』『戒厳令』『ダイヴァー・ダウン』のいずれも1,000%以上のストリーミング増となった。

ヴァン・ヘイレン全体のアルバム売上は、火曜日に7,600%上昇。デジタル楽曲の売上は7,800%増、ストリーミングは660%増となり、月曜日に100万回強だったストリーミング再生回数が火曜日には780万回以上に跳ね上がった。

「ジャンプ」はストリーミングとセールスの両方で、バンドのカタログをリード。デジタル売上で6,700%、ストリーミングで215%増加した。「Im the One」と「Atomic Punk」はそれぞれストリーミングで2,600%/2,400%増加している。そして、「You Really Got Me」は33,200%増と最も劇的な増加率となった。

エディ・ヴァン・ヘイレンの死後、オジー・オズボーン、ピート・タウンゼント、ジョン・メイヤーなどが、ギター・レジェンドに敬意の念を捧げている。

オジー・オズボーンはローリングストーン誌に、「他の誰もがエディ・ヴァン・ヘイレンになろうとしていたけど、エディ・ヴァン・ヘイレンは一人しかいない。本当に眩しかったよ。何をやったらあんなに巧くなるのか……神のみぞ知る、だな」と語っている。

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From Rolling Stone US.