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 ギャグ漫画『あさりちゃん』の作者・室山まゆみ氏がツイッター上で行っている政府への批判が、物議を醸している。

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 問題となっているのは、室山氏が10日にツイッターに投稿したある画像。主人公・あさりちゃんの姉・タタミちゃんが描かれたイラストで、「どうして首相公選ができないの」と疑問を呈しているというもので、さらに「コロナ禍のさなかに国のトップが突然やめる……って、世界中で日本だけじゃない?」「あげくに国民は出来レースを見せられるのよ」「将来をになう私達子どもがあこがれ、尊敬できるような政治家っていないの?」といった批判がつづられていた。

 しかし、このイラストに対し、ネット上からは「難病での辞任って理解してますか?」「腕が折れてても、雑誌にとっては大事な時期だから漫画続けろって言うのと一緒」「突然やめてません。ちゃんと後任への引継ぎを行って政治的空白を避けようとしてる」といった批判が噴出する事態に。また、「首相公選」の部分には、大統領制との違いや公選のデメリットを指摘する声があった。

 実は室山氏、3月3日には新型コロナウイルス感染拡大防止による臨時休校を要請について、今回と同じくタタミちゃんが「今回のことは要請であってどうするかは地方自治体にまかせる…って責任転嫁もいいとこよ 朝令暮改のそしりをまぬかれないわ」「子供の健康を守るですって?かんじんの子供が困惑してるのがわからないの」と苦言。その際は賛否両論に留まっていたが、今回は安倍首相の難病への軽視にも繋がりかねないこともあり、より批判が集まったようだ。

 漫画のキャラクターを使っての批判ということで、ファンからも「子どもの頃『あさりちゃん』が好きだった思いも汚された感じ」「批判は自由だけどキャラを使わないでほしい」「作品に作者の政治思想乗せないでほしいな」といった残念がる声も多く上がってしまっていた。

記事内の引用について
室山まゆみ公式ツイッターより https://twitter.com/asarichan927