映画『一度死んでみた』“公開初日記念ミサ”が20日、東京コンベンションホールにて行われ、広瀬すず、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、木村多江、浜崎慎治監督が登壇した。

広瀬すずがコメディに初挑戦した映画『一度死んでみた』が公開初日を迎え、本作に登場するデスメタルバンド「魂ズ」のライブ名“ミサ”にちなみ、“公開初日記念ミサ”が東京コンベンションホールで開催。広瀬、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、木村多江、浜崎慎治監督ら超豪華キャスト達が登場し、広瀬演じる七瀬が世の中への不満を「ミサ」と称するライブでシャウトすることにちなみ、日々の不満をシャウトした。

本作はいまだ反抗期こじらせ中の女子大生・七瀬(広瀬すず)が、「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んで仮死状態になってしまった大嫌いな父親・計(堤真一)を、生き返る前に火葬されるピンチから救うべく、計の秘書で存在感ゼロのゴースト社員・松岡(吉沢亮)と共に奔走するハートフルコメディ。2018 年秋に撮影を行い、そこからおよそ 1 年半の期間を経て本日ついに公開初日を迎え、先月行われた完成披露ミサも大好評で、満足度 97%、「笑った」率94%(松竹調べ/19年4月調査/10〜30代女性対象)、そして数多くの著名人の方から絶賛のコメントが寄せられるなど、すでに大反響の本作。

イベントでは【S(死んだ)・F(ふり)コメディ】というキャッチコピーにちなみ思わず死んだふりをしたくなるほど恥ずかしかったエピソードが語られた。広瀬は小学生の頃に皆から憧れられていた先輩の前で、顔面から転んで鼻血を出してしまった際に思わず死んだ・ふりをしてしまったと恥ずかしそうに述懐。

一方、吉沢はでんでん演じるラーメン屋の店主をはがい締めにするシーンで力み過ぎたゆえに、バイクのコールのような爆裂音のオナラを出してしまったことを告白。「絶対にでんでんさんも気づいているのに何も言って来なくて・・・」というイケメン俳優らしからぬまさかの告白に、計の秘書・渡部役の小澤は「でんでんさんなら自分が出したと思ったのでは?」と言うと共演者たちから笑いが。

さらに、劇中、七瀬(広瀬)が日々の不満をライブでシャウトしていることにちなみ、「シャウト壺」というシャウトするとすっきりした気分になれる魔法の壺に、広瀬をはじめとしたキャスト達が次々に叫ぶことに。

広瀬は「最初は恥ずかしいけど、だんだんと気持ちよくなる」と“シャウト”の魅力を語ると、「勝手にキャベツにドレッシングかけるんじゃねーー!!!」と劇中さながらにシャウト!「私はキャベツにはソース派」としながら断りもなくドレッシングをかけるのが許せない!と、これまでの鬱憤を晴らすかのように語れば、七瀬の母、そして計の妻である百合子役の木村は「花粉症の鼻水、毎日そんなにどっからくるのーー!!」と花粉症持ちの気持ちを代弁シャウト!

七瀬(広瀬)の父で化学オタクの変人社長・計を演じた堤は、愛娘たちへの鬱憤をシャウト!「娘たち、こっそり食べたお菓子の袋をソファーの溝に捨てるのをやめてくれ!」と実はキレイ好きな一面をのぞかせると、吉沢は「アゴが痛てぇー!!」と季節の変わり目にアゴが痛くなる悩みを打ち明けた。

計をあの世へ案内する火野を演じたリリー・フランキーは何の脈略もなく、「吉沢くん、すっごく刈り上げいいね」と言えば、小澤も「すごく可愛い」と激褒め。それに応えるようにカメラに刈り上げを見せるドヤ顔の吉沢のサービスっぷりに会場からはおびただしいフラッシュと笑いが。最後に広瀬は「少しでも早く全国に笑いが届いたら嬉しいです。」とイベントを締めくくった。

映画『一度死んでみた』は全国公開中

(C)2020 松竹 フジテレビジョン

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