クラシコ延期に異議! バルサ&レアルでプレーしたフィーゴ氏「政治的であってはならない」

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 カタルーニャ州の治安の不安により、開催が18日に延期されたバルセロナvsレアル・マドリードの“エル・クラシコ”。決戦を前に、かつてバルセロナとレアル・マドリードで活躍した元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏がインタビューに応じ、「特別な一戦」について持論を展開した。5日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 フィーゴ氏は、1995年にバルセロナへと移籍すると、2000年にレアル・マドリード移籍を果たす。両クラブには歴史的な因縁があるため、この移籍は特にバルセロナサポーターの反感を買った。2002年11月にバルセロナの本拠地『カンプ・ノウ』で行われた試合では、スタンドからビンやペットボトルに加え、豚の頭まで投げ入れられる騒動に発展している。

 今回のインタビューで、フィーゴ氏は“エル・クラシコ”の試合延期に不満を持っていることを明かした。

「私はレアル・マドリードに移籍してから何度も『カンプ・ノウ』でプレーしたけど、安全は保証されていなかったよ。今回、なぜ試合が延期されたのか分からないね。“エル・クラシコ”のような重要な試合の日程を変更すると、様々な人々に影響を与えることになる。サッカーは政治的であってはならないと思う」

 果たして、今シーズン一発目の“エル・クラシコ”では、どのようなストーリーが紡ぎ出されるのだろうか。